【薄毛のNG習慣#2】「お風呂上がりのアイス」がなぜ髪の毛に悪影響なのか?

こんにちは、神戸市垂水区にある漢方薬店「CoCo美漢方」の田中友也です。鍼灸師、国際中医専門員の資格を取り、日々、薬店と鍼灸院で皆さんの健康相談に乗っています。

皆さんを少しでも元気に、笑顔に、健康に。そのお手伝いを東洋医学の観点からさせて頂ければと思います。

養生や食養生、考え方によって元気になれる人はたくさんいます。日々の暮らしに少し東洋医学の力を取り入れてみましょう。

今月は「薄毛に良くない5つの習慣」についてお話したいと思います。

 

薄毛になるNG習慣2・体を冷やすと【腎】も冷える。いいことはゼロ

黒々とした艶のある髪の毛に関わる生命エネルギーの根本は「腎の精」。これを蓄えているタンクの働きがあるのが『腎』です。

実は腎は冷えにとても弱いんです。

普段から冷たい飲み物やアイスなど、冷たいものを食べる習慣がある人は多いことでしょう。冷えた部屋で薄着でいる人、そもそもが冷え性の人、また冬でも生足を出して体を冷やす人など、体を冷やす習慣が思い当たる人も多いと思います。

こうして体をいつも冷やすと腎が弱る原因へ繋がります。

腎が弱ると白髪だけでなく、薄毛や腰痛、頻尿、耳鳴りなどの老化現象に近い症状にも悩まされることになります。

 

まずは体を冷やさないようにする。体を冷やす習慣を止めてみる。

髪を守るだけでなく、老化を食い止めるため、これを意識しましょう!

 

本格的に寒くなってきたので、いつも冷たい飲み物を飲んでいる人は常温以上に、部屋の中でも靴下やレッグウォーマーなどで足元を冷えから守りましょう。

 

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■著者・監修者

CoCo美漢方 田中友也
国際中医師、鍼灸師。関西学院大学を卒業後、イスクラ中医薬研修塾で中医学の基礎を学び、その後北京中医薬大学、上海中医薬大学などで本場中国の医療を研修。日本有数の漢方薬局である小島薬局漢方堂にて4年間勤務後、現在の仕事に。2018年に鍼灸師の資格も取得、。漢方、東洋医学、中医学は難しい!と思っている方もぜひご相談ください。

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