【40代編集部長の婚活記#278】衝撃の決断!「急なことですが」という彼のメッセージは!?
ただの転職、ではなかった
ジェントル「ありがとうございます。実は新しいエージェントは東京ではなく、台湾が拠点です」
え、台湾が拠点!? ということはもしかして……!
ジェントル「来月には台湾へ引っ越すことになりました。本当に急なんですけど」
東京から離れてしまうんだ……。いままでみたいにすぐには会えない場所へ行ってしまうのね。正直さみしいけど……私たちはただのお友達。彼の人生は彼のものだから、私にどうこう言う権利はない、もんね。
そう自分に言い聞かせてメッセージを送った。
アサミ「素敵な選択だと思います。以前から日本のビジネスのやり方に合わないって言ってたから、そのほうがあなたには合っているのかなって思います」
転職で台湾へ!
ジェントル「正しい選択をしているのかはわかりませんが」
アサミ「ジェントルさんが決めたことですから、大丈夫です」
彼を引き留める資格もないただの友達である私には、これが精一杯の強がりだった。「さみしい」。その一言が言えない。
アサミ「いつ台湾へ出発するのですか?」
ジェントル「来月5日の予定です。それまでに引越し先と、いまの家をどうするか決めないとなのでちょっとバタバタですが」
いまは月の半ばだから……来月5日までは2週間ちょっとじゃない! いくらなんでも急すぎ! ドラマかよ!
アサミ「あと2週間くらい! もうすぐ、なんですね」
ジェントル「はい。そうなります」
いくらなんでも急展開すぎ!
台湾へ引っ越すといっても、こんなにすぐとは思わなかった。あと2週間ちょっとで、彼とは簡単に会えなくなる。お友達になっても「たまにはランチしましょうね」なんて話てたけど、ランチでちょっと台湾へ…なんてできないし!
ジェントル「あなたには色々と迷惑をかけてしまったと反省しています。だからひとこと報告と思ってメールさせていただきました」
アサミ「ご報告いただけてうれしいです」
ただ急すぎるし、心の準備が……。心臓がドキドキしてきた。なんだろう、本当の別れの予感がする。
アサミ「旅立ち前の準備でお忙しいと思うのですが。。。 少しでもいいので会いたい、です」
ジェントル「お言葉うれしいです。ありがとうございます。月内は引き継ぎや家族と会う予定もあってなかなか時間が取れなそうで」
スポンサーリンク