【40代編集部長の婚活記#282】恋人いない歴9年の40代独女が「囚われていた呪縛」
40代の婚活は、苦もあれば楽もある。婚活歴5年を超えたOTONA SALONE編集部長・アサミ(49歳)。これまでの婚活で100人以上もの男性と出会ってきた。
時は数年前に遡って、ジェントルさんとの復縁からのお別れ編。別れてしまったけれど、そんな簡単に忘れることはできなくて……。この話は40代独女の「実名+顔出し」で書いている、リアル婚活改め、パートナーを探す活動=「パー活」ドキュメントである。
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【40代編集部長の婚活記#282】
彼と私の20カ月
ジェントルさんと知り合って、お付き合いして、別れるまでの20カ月。
結末はかなしいものになってしまったけれど、私にとってかけがえのない学びのある時間だったと思っている。それは恋愛や婚活のことだけじゃなく、仕事にも、日々の生活にもたくさんの学びがあった。
その中でも、何より大きかったのは━━ある種の呪縛から解き放たれ、自分では気づいていなかった「本質的な自分」を知ったことかもしれない。
こんなことが「うれしい」なんて
「女性らしい」という言葉をうれしいと思ったこと。これが、彼に気づかされた最初の「本質的な自分」だった。
私は女性として生まれてきたけれど、実は幼稚園児のころから女性であることを受け容れられないというか、否定して生きてきた。世間的に女の子らしい、女性らしいことが苦手な人になろうとしていた。
・スカートを履かない
・ピンクのものは持たない
・料理をしない
・手芸、裁縫はやらない
・家庭科の授業は放棄する
・モテないキャラになる
・男の子っぽいスポーツに興味を持つ
つまり、めざせ、女性らしくない女性! 結果的に途中から取り入れたこともあったけれど(スカートを履くとか)、ピンクや料理は40代になってもずっと避けて生きてきた。
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