【40代編集部長の婚活記#289】なぜ40代独女は、相手に「合わせてしまう」のか?

2022.02.16 LOVE

2人を別々にするのはかわいそう

アサミ「2人組を別々にしちゃうのは、なんかかわいそうじゃない」

親友Y「そう思ったんだ」

アサミ「ホントにいつも一緒だったし。だからその2人に、私たち4人の誰かが入ったほうがいいかなって」

親友Y「それであなたが2人組にジョインしたの?」

アサミ「そう。3人グループにするには、誰かが動かなきゃだったから」

あの時の私は自我を出さず、自分が譲歩することを選択した。

アサミ「合わせるっていうか、私がガマンすれば丸くおさまるかなっていう選択をしてた」

親友Y「出た! 私がガマンすれば病!」

 

私がガマンすれば、という選択

アサミ「そうだね。ガマンすれば病、出ちゃってるね」

親友Y「周りの空気を読んじゃったんだ」

アサミ「そうかもしれない」

親友Y「自我よりも、協調性を選んだ」

アサミ「なんか、全体がうまくいくにはそれしかないなぁって思ったんだよね、小学生ながらに」

親友Y「小学5年生にしては大人びた解決方法を取ったよね」

アサミ「だって、それが決まらないとクラスのみんなも困るだろうし、先生も困ってたし」

親友Y「合わせたんだ。周りの空気に」

 

みんなが困っているから

アサミ「うん。遠足は楽しかったと思うんだけど、帰ってからちょっと後悔した」

親友Y「後悔? どうして?」

アサミ「休み時間にふだん一緒にいた4人で遊んでいると、遠足の思い出話が出てくるのよ。すっごく楽しそうなの。でも、私だけわからないから話についていけなくて」

小学生にとって遠足は大きな行事。その思い出はかけがえのないものだ。

アサミ「自分が別のグループへ行くって言わなかったら、話題に乗れていたのかなってちょっとさみしく思ってた」

親友Y「疎外感があったんだ」

アサミ「うん。自分だけガマンして、その場を丸くおさめたことちょっと後悔してた」

 

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