【40代編集部長の婚活記#289】なぜ40代独女は、相手に「合わせてしまう」のか?
2人を別々にするのはかわいそう
アサミ「2人組を別々にしちゃうのは、なんかかわいそうじゃない」
親友Y「そう思ったんだ」
アサミ「ホントにいつも一緒だったし。だからその2人に、私たち4人の誰かが入ったほうがいいかなって」
親友Y「それであなたが2人組にジョインしたの?」
アサミ「そう。3人グループにするには、誰かが動かなきゃだったから」
あの時の私は自我を出さず、自分が譲歩することを選択した。
アサミ「合わせるっていうか、私がガマンすれば丸くおさまるかなっていう選択をしてた」
親友Y「出た! 私がガマンすれば病!」
私がガマンすれば、という選択
アサミ「そうだね。ガマンすれば病、出ちゃってるね」
親友Y「周りの空気を読んじゃったんだ」
アサミ「そうかもしれない」
親友Y「自我よりも、協調性を選んだ」
アサミ「なんか、全体がうまくいくにはそれしかないなぁって思ったんだよね、小学生ながらに」
親友Y「小学5年生にしては大人びた解決方法を取ったよね」
アサミ「だって、それが決まらないとクラスのみんなも困るだろうし、先生も困ってたし」
親友Y「合わせたんだ。周りの空気に」
みんなが困っているから
アサミ「うん。遠足は楽しかったと思うんだけど、帰ってからちょっと後悔した」
親友Y「後悔? どうして?」
アサミ「休み時間にふだん一緒にいた4人で遊んでいると、遠足の思い出話が出てくるのよ。すっごく楽しそうなの。でも、私だけわからないから話についていけなくて」
小学生にとって遠足は大きな行事。その思い出はかけがえのないものだ。
アサミ「自分が別のグループへ行くって言わなかったら、話題に乗れていたのかなってちょっとさみしく思ってた」
親友Y「疎外感があったんだ」
アサミ「うん。自分だけガマンして、その場を丸くおさめたことちょっと後悔してた」
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