【40代編集部長の婚活記#290】結論。40代独身の私が圧倒的に「足りないもの」
選ばれる自信がなかった
アサミ「4人で仲良かったけど、私は何かに秀でているわけじゃなかったから」
親友Y「小学生でしょ? みんなたいして変わらないんじゃない?」
アサミ「一人はすごく運動神経がよくて」
小学生のときはスポーツができたり、走るのが早かったりするだけでわりと特別視される。
アサミ「一人は面白くて。話すこととか、行動とか」
面白いだけで人気者になるのも小学生あるあるだ。
アサミ「一人は可愛かったっていうか、小学生ながらにキレイだったの」
ちょっと大人っぽくて整った顔立ちをしていた。同級生ながらに美人だなって思っていた。
小学生で気づいたコンプレックス
親友Y「4人の中で、あなたが秀でてたところもあったでしょ」
アサミ「それが特になかったんだよね」
平均的にはなんとなくできるけど、ズバ抜けたものがない。なんとなく小学生ながらにそんな自覚をしていた。
親友Y「ゼロってことはないでしょ」
アサミ「あえて言うなら、誰とでも話せるってことくらいかな」
親友Y「社交性ってこと」
アサミ「うん。だからまぁ、そういう意味で別グループに行くのは私かなって思っちゃったんだよね」
長所は、誰とでも話せる「社交性」くらい?
親友Y「その社交性があるっていうのって、本当にそうだったのかな?」
アサミ「本当にって?」
親友Y「実は無理して“社交性がある”ようにしてたんじゃないの?」
アサミ「えっ……」
親友Y「本当はそんなに社交性があるわけではないのに、無理してたとか」
アサミ「……」
なぜだか言葉に詰まってしまった。
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