【40代編集部長の婚活記#290】結論。40代独身の私が圧倒的に「足りないもの」

2022.02.23 LOVE

選ばれる自信がなかった

アサミ「4人で仲良かったけど、私は何かに秀でているわけじゃなかったから」

親友Y「小学生でしょ? みんなたいして変わらないんじゃない?」

アサミ「一人はすごく運動神経がよくて」

小学生のときはスポーツができたり、走るのが早かったりするだけでわりと特別視される。

アサミ「一人は面白くて。話すこととか、行動とか」

面白いだけで人気者になるのも小学生あるあるだ。

アサミ「一人は可愛かったっていうか、小学生ながらにキレイだったの」

ちょっと大人っぽくて整った顔立ちをしていた。同級生ながらに美人だなって思っていた。

 

小学生で気づいたコンプレックス

親友Y「4人の中で、あなたが秀でてたところもあったでしょ」

アサミ「それが特になかったんだよね」

平均的にはなんとなくできるけど、ズバ抜けたものがない。なんとなく小学生ながらにそんな自覚をしていた。

親友Y「ゼロってことはないでしょ」

アサミ「あえて言うなら、誰とでも話せるってことくらいかな」

親友Y「社交性ってこと」

アサミ「うん。だからまぁ、そういう意味で別グループに行くのは私かなって思っちゃったんだよね」

 

長所は、誰とでも話せる「社交性」くらい?

親友Y「その社交性があるっていうのって、本当にそうだったのかな?」

アサミ「本当にって?」

親友Y「実は無理して“社交性がある”ようにしてたんじゃないの?」

アサミ「えっ……」

親友Y「本当はそんなに社交性があるわけではないのに、無理してたとか」

アサミ「……」

なぜだか言葉に詰まってしまった。

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