【40代編集長の婚活記#43】40代独女が「モトカレ」と別れた理由とは?
モトカレと私が別れた理由とは

でも、私は結婚しないことを選択した。
34歳のときだった。
お互いに嫌いになったわけではなく、描いている人生観に違いがあった。彼は私に仕事を辞めて家庭に入ってほしかったし、私は仕事を辞めたくなかった。自分の人生の選択に「主婦になること」は微塵もなかったのだ。当時はお互いにだいぶ話し合ったし、それぞれものすごく考えた。けれどお互いに譲れない点がそこにあって……話し合ったうえで円満に別れた。
モトカレが結婚したと人づてに聞いたのは、私と別れて1年ちょっと経ったころだったと思う。そしていまも幸せな家庭を築いている。
会わない期間、実は「見られて」いた!?
リラックスした空気感が流れていた。モトカレと会っているというより、幼なじみの男友達と会っている感じだった。
モトカレ「実はさ、この10年の間に何度か見かけたんだよね」
アサミ「私のこと? どこで?」
モトカレ「テレビで(笑)」
アサミ「何を観ちゃった?」
モトカレ「すっごい大きい帽子かぶってた」
アサミ「そうそう、あの番組ではね。そういうキャラだった(笑)」
5~6年前、私は日本テレビで放送されていた『スター☆ドラフト会議』という番組に、スター候補生のスカウトマンという立場で出演していた。ほぼ毎週出演していたので、そのうちのある週をモトカレは観たのだろう。
モトカレ「仕事、楽しそうにやってるなぁって思ったよ」
アサミ「そうね。とっても勉強になった」
モトカレ「『情熱大陸』でも見かけたよ」
アサミ「それミラクル! だって、ざわちんに密着した回に一瞬、出ただけよ?」
モトカレ「いや、一瞬じゃなかったよ。“編集長”って出てて、やっぱり仕事、頑張ったんだなって思ったよ」
アサミ「改めて言われるとちょっと恥ずかしいね。でも、ありがとう」
たわいのない会話が楽しい。婚活パーティで出会った人とのデートの会話ではこういう気楽な感じになれなくて、なんだか疲れた気がする。そりゃ、初対面の相手と、旧知の間柄の相手では全然ちがって当たり前なのだけれど。やっぱり疲れない相手って、大事かもしれない。
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