44歳、更年期?めまいがひどくて涙が溢れます。漢方を飲みたいのですが、粉薬が苦手で…
A・めまいは医師もあまり丁寧には話を聞いてくれない傾向があります
みかんさん、こんにちは、めまいはつらいですよね。ぼくのところにもめまいに苦しむ患者さんがいらっしゃいますが、めまいは苦しんでいる本人の辛さに比べて、命を取らないので医師が塩対応になる典型です。ぼくは自費診療なのでみなさんに寄り添って気が済むまで愚痴を聞きます。すると、大抵の人は「……先生に聞いてもらったら、何だか治った気がします。ありがとう!」と言って帰って行きます。実際、専門家が丁寧に話を聞くことで、結構な確率でよくなるのがめまいです。カウンセリングに点数のつかない保険診療には限界があるんです。
さて、最初にぼくが1つだけ気になったのは、みかんさんが「粉薬を飲むのが苦手」という点です。「子どもと笑って過ごしたり」とお書きですから、現在は育児中ですよね。ぜひお子さんは嫌いでもいいから粉薬を飲めるように訓練してください。できればお母さんも一緒に訓練してください。食事と同じで、嫌いでもいいからひと口だけでも食べるようにしてください。この「嫌いでもいいから」の努力はお母さんにしかできないことで、必ず先々お子さんを助ける宝物になります。たとえば、海外旅行中に被災して医薬品が足りないときに、粉が嫌で飲めずに命を落とすという不幸が防げます。
面白いことをしていればフワフワしないというみかんさんの日々を想像すると、もしかして悪いことばかりが気になり、悪いことにフォーカスすることで逆に病気を呼び込んでしまっているかもしれません。楽しいことをいっぱいして、フワフワしない時間をどんどん増やしていってください。薬だけで治すのではなく、余裕を作ってよい時間を作り出していくのが薬の目標です。
▶次ページ、めまい専門医の間で「最新トレンドの漢方薬」って
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新見正則医院 院長
新見正則
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