55歳。イライラして怒鳴って離婚危機!救ってくれたのは更年期経験者のある言葉でした【100人の更年期#83】後編

オトナサローネは同世代の女性100人がいまどのような更年期を迎えているのか、そのあり方を取材しています。(ご本人の年齢や各種の数値は取材時点のものです)

前編『53歳「噂通りの滝汗」を突如として体験。閉経後はイッキにおばあちゃん化、戸惑う   』に続く後編です。

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【100人の更年期#83】後編

 

トモミさん 58歳

夫と娘2人との4人家族。40歳で長女、42歳で次女を出産。54歳から幼稚園でパート勤務を開始

 

イライラして怒鳴る日々。夫に「いつになったら更年期は終わるんだ!」と怒鳴り返された

ホットフラッシュや動悸がいちばん酷かった55歳のころは、精神面も不安定で、いつもイライラしていました。以前なら何も思わなかった、ちょっとした家族の言動が気になり、ヒステリックに怒っていました。服を片付けていないとか、夕飯を家で食べるかどうかの連絡がないとか、いま思えば些細なことなのに、必要以上に怒鳴っていました。

 

当時は、長女の反抗期と夫の仕事の大変な時期が重なり、家庭内がピリピリしていました。それに私のイライラが加わって、大喧嘩に発展することも多々ありました。家族には「(イライラは)更年期だから」と伝えていましたが、耐えかねた長女が夫に相談したようで、夫から「娘と口を聞くな」と言われました。それでもイライラして怒鳴る私に、夫が「いつになったら更年期は終わるんだ!」と怒鳴り返してきたこともありました。

 

 

イライラから離婚危機に発展。踏みとどまれたのは「更年期の体験談」を読んだから

 

このときは正直、離婚を考えました。ただ、当時読んでいた更年期の体験談や専門家の記事にたびたび「更年期に重大な決断をするな」と書かれていたことを思い出して、立ち止まりました。

 

「イライラして平常心でないときは冷静な判断ができない。いま離婚を決めちゃいけない」

 

そう思い、いったん離婚の二文字を頭から切り離すことにしました。そして、離婚はせずに今日まで過ごしています。あれから家族とも和解し、少しずつ平穏な家庭に戻ってきました。

 

あのとき、怒りの感情にまかせて離婚しなくてよかったと思います。正直、夫婦関係はすっかり冷めてしまいましたが、せめて子どもたちが社会に出るまでは、夫婦揃って育てたいと思うのです。

 

この記事の前編▶『53歳「噂通りの滝汗」を突如として体験。閉経後はイッキにおばあちゃん化、戸惑う  』

 

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