1000万円貯めたひとはこれをしていない!節約している「つもり」な3つのこと(後編)

節約している「つもり」な勘違い③セールは欠かさず活用する

ちょうどボーナスがでる7月や年末年始に行われるセール。目をつけておいた洋服が30%オフになったらラッキーです。正規の値段で買わずにセールを待って購入するのはやりくり上手のようです。しかし、欲しいと思っていた商品が売れてしまっていたらどうしますか? 割引になっている商品を妥協して買うことになりがちです。妥協して買った商品は「どうせセールで買ったモノだし」と大事にする気持ちが薄れてすぐに飽きてしまいます。

 

結局は数回着てタンスの肥やしになり、断捨離を思い立った時に真っ先に捨てるターゲットになります。その商品をセールを待たずに買っていたらどうなるでしょうか? 気に入って買ったものは大事に着て、ずっと持っていたいはずです。流行りのデザインをちょっと着てみたいならファストファッションでお手頃な商品で楽しむのもよいでしょう。

 

お値段が高めの商品はできればセールの時期をあまり意識せず、気に入ったものを欲しい時期に買うのがおススメです。筆者は就職して初めてのボーナスで買ったコートをもう20年間大事に着ています。当時で10万円でしたが3万円のコートを毎シーズン買い替えるよりずっとオトクですよね。これからも大事に着ていきたいと思っています。

 

まとめ

1000万円貯めた人は、生活をエンジョイしているのにちゃんと貯まる仕組みづくりができています。お給料が入ったらまず10~20%先に貯めるために先取りして(著書『年収の2割が勝手に貯まる家計整え術』では2割をおススメしています)残りは思いっきり使う!とストレスなく貯めることができます。節約している「つもり」ことはすっぱりやめて、メリハリあるお金の使い方をして1000万円貯める一歩を踏み出しましょう。

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稲村優貴子 ファイナンシャルプランナー(CFP🄬)、心理カウンセラー
大手損害保険会社に事務職で入社後、お客様に直接会って人生にかかわるお金のサポートをする仕事がしたいとの想いから2002年にFP資格を取得し、独立。現在FP For You代表として相談・講演・執筆業務を行い、テレビ・新聞・雑誌などのメディアでも活躍中。FP Cafe登録パートナー。

 

(この記事は2019年2月に初回配信されました)

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