【40代編集長の婚活記#51】 出会いのない40代独女は「モトサヤ」が結婚への近道?
「気持ちが決まった」とモトカレに連絡する
モトカレに「やり直したい」と言われてから2週間たったころ。私の気持ちを伝えようとモトカレに連絡をとった。待ち合わせたのは、外苑前にあるダイニングバー。私が着いたときに、モトカレはもうお店で待っていた。
モトカレ「連絡くれるまで、思ったより時間かかったね」
アサミ「そう?」
モトカレ「わりとなんでも即決するほうじゃない?」
アサミ「そうね。でも、恋愛に関してはわりと即決でうまくいってないから、時間をおいて考えることにしたの(笑)」
モトカレ「考えてくれてありがとう。気持ち、決まったんだ」
相変わらず、やさしい受け答え。どういう結論かもわからないのに「ありがとう」と言ってくれる。そういうちょっとした気遣いができるところは、本当にモトカレの魅力の一つだと思う。
考えた末の「結論」をついに伝える
しばらくは本題には触れず、仕事などの近況を報告しながら楽しく食事をした。そして、相変わらず婚活パーティなどには行っていないことも伝えつつ……。
たわいない話と食事がひと段落したころ、「やり直す問題」についてモトカレが口火を切った。
モトカレ「2週間考えて……どう?」
アサミ「今日の本題だもんね」
モトカレ「気持ち、聞かせてくれる?」
アサミ「うん。やり直すことは……やっぱり、しません」
モトカレ「……そっか。そうだよね」
驚くでもなく、がっかりしている風でもなく、声色も顔色もまったく変わらないモトカレ。まるでこの答えをわかっていたかのように。
アサミ「やり直したいって言ってくれたことは、うれしかったよ。でも、ごめんなさい」
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