「ゆうける」ではありません。「佑ける」の読み方、知っていますか?
本記事では意外と読めない漢字のクイズを出題します。本記事でご紹介するのは「佑ける」です。
「佑ける」の読み方は?
「佑」には「右」という漢字が含まれています。確かに「佑」という漢字の音読みは「右」の音読みと同じく「ユウ・ウ」なのですが、「佑ける」の読み方は「ゆうける」でも「うける」でもありません。
まずは正解を見てみましょう。
正解は……
「たすける」です。
「佑ける」とは
外側からかばい、手をさしのべる。特に、神仏や天がたすける。
出典元:たす-ける|言葉|漢字ペディア
という意味です。この意味を表す「たすける」は「佑ける」の他に、「右ける・祐ける」とも書きます。
「右」の読み方を見てみると
- 音読み ウ・ユウ
- 訓読み みぎ(常用漢字表外)たす(ける)
とあります。常用漢字表外ではありますが、「たす(ける)」は「右」の訓読みだったんですね!
まだまだある「たすける」を表す漢字
「たすける」といえば「助ける」という漢字が一番に思い浮かぶのではないでしょうか。しかし調べてみたところ、「助ける」や「佑ける・右ける・祐ける」以外にも、まだまだたくさんの「たすける」と読む漢字がありました。
以下、すべて「たすける」と読みます!
- 援ける
- 介ける
- 佐ける
- 賛ける
- 資ける
- 丞ける
- 相ける
- 弼ける
- 扶ける
- 輔ける
- 幫ける
- 翼ける
こんなにたくさんの「たすける」があるなんて知りませんでした!
「相ける」は「そばで補佐する。目下の者が相談にのって手助けする」という意味があり、「翼ける」には「力をそえて手伝う。かばい守る」とありました。
意味を調べてみたことで、人名漢字として馴染みのある漢字がどんな意味を持っているのかを改めて知ることができました。さまざまな「たすける」に込められた意味をぜひ調べてみてください。
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