頼み事上手な女性の魔法の言葉「すみませんが」→「○○ですが」

「すみませんが、ここにお名前を記入していただけませんか」
「すみませんが、どちら様でしょうか」
「すみませんが、それは出来かねます」。

「すみませんが」はとても便利な「クッション言葉」ですが、少し安っぽい印象を受けますよね。大人の女性としてはどのように言い換えたらよいでしょうか。

 

クッション言葉の役割

クッション言葉は枕詞(まくらことば)ともいい、スムースなコミュニケーションができるビジネスにはかかせない言葉です。特に何かをお願いしたりするときや、確認を取る時、お断りをする時など、どちらかと言えばマイナスイメージが伴う場合に使うと、人当たりが柔らかくなり、円滑に伝えることが出来ます。

例えば、あなたがデータの再送信をお願いされるシチュエーションで、

「もう一度送信していただけないでしょうか」

と言われるよりも

「お手数をお掛けしますが、もう一度送信していただけないでしょうか」

と言われた方が気分が良いでしょう?
この「お手数をお掛けしますが」の部分がクッション言葉です。

 

「すみません」の連発がもたらす幼稚なイメージ

この後に記載しますが、このクッション言葉には様々な種類があります。ところが全てを包括する便利な言葉があります。それが「すみませんが」です。日常の中ではあまりに多用されている言葉です。

「すみませんが、席を詰めていただけませんか?」
「すみませんが、もう少し大きい声で話してくださいませんか?」
「すみませんが、それは無理なお話です」

もう、何にでもつけられます(笑)。

とても便利な枕詞なので、ここで思考停止状態になり、30代になっても40代になっても「すみませんが」を使い続ける人が多いように思います。今日はクッション言葉のバリエーションをお伝えしますので、「よろしければ」一つ二つ覚えて、今日の会話に活かしてみましょう。きっと「女子力」いいえ「女の魅力」がアップしますよ!

 

バリエーションは【依頼】【打診】【拒否】の3つ

言い出しにくいことを伝える場合を考えると、【依頼】【打診】【拒否】と大きく3つのパターンに分けられます。

女性が使うとカッコイイ【依頼】のクッション言葉

  • 「恐れ入りますが」
  • 「お手間を取らせますが」
  • 「ご面倒とは存じますが」

「すみませんが」から言い換えた例文で、どのように印象が変わるかを見てみましょう。

  • すみませんが、明日までにお願いできますか
    →恐れ入りますが、明日までにお願いできますか
  • すみませんが、実際の資料を見せていただけませんか
    →お手間を取らせますが、実際の資料を見せていただけませんか
  • すみませんが、もう一度かけなおしていただけませんか
    →ご面倒とは存じますが、もう一度かけなおしていただけませんか

どうでしょう?ぐっと「大人の女」感がアップした気がしませんか?

 

女性が使うとカッコイイ【打診】のクッション言葉

  • 「よろしければ」
  • 「お差し支えなければ」
  • 「失礼ですが」

「すみませんが」から言い換えた例文で、どのように印象が変わるかを見てみましょう。

  • すみませんが、お話をお伺いしてもよろしいでしょうか。
    →よろしければ、お話をお伺いしてもよろしいでしょうか。
  • すみませんが、どのような状況なのかお聞かせくださいませんか。
    →お差し支えなければ、どのような状況なのかお聞かせくださいませんか。
  • すみませんが、現段階での詳しい説明はご容赦願えませんでしょうか。
    →失礼ですが、現段階での詳しい説明はご容赦願えませんでしょうか。

こちらも、ずいぶん印象が違いますよね。さて次は最大の難関【拒否】の場合です。

 

女性が使うとカッコイイ【拒否】のクッション言葉

  • 「大変心苦しいのですが」
  • 「お気持ちはありがたいのですが」
  • 「お役に立てず申し訳ございませんが」
  • 「あいにく」

 

これらは、相手に否があると思いつつも、全て「こちらが悪い」と思わせる状態にするマジックワードです。高度なクッション言葉ですね。これらも「すみませんが」から言い換えた例文で、どのように印象が変わるかを見てみましょう。

 

  • すみませんが、本日は先約があり、お伺いすることができません。
    →大変心苦しいのですが、本日は先約があり、お伺いすることができません。
  • すみませんが、このような品物は受け取れない規則になっております。
    →お気持ちはありがたいのですが、このような品物は受け取れない規則になっております。
  • すみませんが、当社ではそのようなサービスは行っておりません。
    →お役に立てず申し訳ございませんが、当社ではそのようなサービスは行っておりません。
  • すみませんが、この商品は在庫を切らしております。
    →あいにく、この商品は在庫を切らしております。

 

こちらは、拒否されているのに、嫌な気持ちにならない言い回しになっています。

 

例文では、一対一対応のような書き方をしましたが、【依頼】【打診】【拒否】、同じカテゴリだったら、どの言い回しでも使い回すことができます。そして、どのクッション言葉も、女性の魅力をアップさせる言葉です。

また、クッション言葉は、相手の心の準備をさせる効果があるので、多少言いにくいことでも上手に伝えることができます。私にはこのような言葉をスッと話せる「大人の女」の友人が数名います。ぐっと洗練された印象も持ちますし、聞いていてとても気持ちの良い言葉なので、ぜひ、使ってみましょう。

 

多用は厳禁

クッション言葉はとても便利な言葉ですが、多用すると「言い訳」っぽくなります。ここぞと言う時に分をわきまえて使うのが、大人の女性の使い方。まずは「すみません」の替わりの言葉を二、三個覚えて、緊張のない場面のここぞという時に使ってみましょう。

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