目上の人に「お体ご自愛下さい」は失礼?NGな使い方と季節のおすすめ文例は(後編)
■季節ごとの「ご自愛ください」使い方文例
いずれの場合も「このような季節ですから」の「このような季節」とはどのような季節なのかを考えて書けば、間違うことがないでしょう。また、気候が不安定な時期は、手紙を書いた日と受け取る日で気温が大きく違う場合もあります。「温かくなってまいりましたが」と書いて、急に寒さが戻ることもあります。そのような季節の場合は、ある程度幅を持った言い方をするとよいでしょう。
春 3月、4月、5月の文例
この季節で考えられる心配は、「春とは言ってもまだ寒い日もある」「新しい生活が始まって緊張している」「花粉症」「梅雨の季節が近づいてきている」などですよね。そういう言葉とセットにすると良いでしょう。ただ、花粉症などは、相手がそうであることが分かっている場合に限られますので、普通は使いません。
・春と言っても時折冷える日もございます。どうぞご自愛ください。
・新しい生活で緊張が続きますが、どうぞご自愛ください。
・梅雨の走り、どうぞご自愛ください。
夏 6月、7月、8月の文例
この季節の場合は、「梅雨」「暑さ」ですね。
・雨が続いております。どうぞご自愛ください。
・暑さ厳しき折、どうぞご自愛ください。
・もうしばらく残暑が続きますが、どうぞご自愛ください。
秋および冬の文例は…
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