急増する「梅毒」発見のカギは「おりものシート」にもある?5日まで原宿で開催「カラダの疑問展」でチェックしてみて!

東京・JR原宿駅から徒歩5分、神宮前交差点の「八角館ビル」1F特設会場で、9月2日から5日まで「カラダの疑問展」が開催されます。

 

本展は、日本初のおりものシートブランド「サラサーティ」がソーシャルプロジェクト「#しかたなくない」とコラボして作成したおりものシートつきガイドブック「My Body,My Self.」をベースとして実施するもの。でも、なぜいま街頭でおりものシート??

 

TOP画像・会場前で。左から・#しかたなくない 落葉えりかさん、サラサーティ 白石千夏さん、Sakumag 佐久間裕美子さん

女性は自分の身体に興味がなさすぎると感じる。自分と向き合うきっかけを作りたい

今回のイベント実施の背景を「サラサーティ」ブランドマネージャー 白石千夏さんに聞きました。

 

「梅毒の感染者数は過去最多数の年1万人超え、都内では特に女性の増加が深刻で、10年前の約40倍という事態を迎えています。20代が突出して多いのですが、背景には出会い系アプリの普及などコミュニケーションの形が変わったこともあると言われます。まずはどんな病気かを知ることだと厚労省も発信していますが、同時に体の変化にいちはやく気づけることも大事です」

 

性感染症も同様に急増しています。いろいろと予防のためのアクションも考えられていますが、そのもっと手前のお話として、私たちは性感染症に気付くためのサインであるおりものについてをよく知らない。白石さんいわく、とにかくみんな、自分の身体に興味がないのだそうです。

 

「おりものは不快でめんどくさいものかもしれませんが、どういう色とニオイが正常なのか、いつ増えていつ減るのか自分の周期など、いくつかの要素を知っていれば、性感染症への感染にもいちはやく気づくことができます。

 

なのですが、梅毒って実はおりものではなかなか気づかなくて……しこりが変化のきっかけになります。こうした、何を何のサインとできるかを含めて、おりものに注意を払うことをきかっけに自分の体の変化に気づける女性が増えたらいいと思ってます!」

 

じつはサラサーティは1988年の発売から35年間女性のおりものに向き合ってきた、黎明期から続くフェムテックブランドです。どれだけ悩みが深くてもおりものという言葉にタブー感のあった時代でしたが、発売時にはTVCMで強力におりものの存在を発信することで女性の悩みの代弁者となりました。

 

「今回は女性の『しかたない』から目をそらさず向き合うアクション『#しかたなくない』とコラボ、『Sakumag』ディレクターの佐久間裕美子さんのプロデュースでおりものシートつきガイドブックを制作しました。ぜひこれをきっかけに、自分自身が問う機会を持ってください!」

 

会場には冊子内容の拡大展示やが。知りたいという声があつまるのはこの「交換頻度」のほか、「どういうおりものなら正常なの?」フローチャートだそうです。

どういう色なら正常か? たとえよりも、実際に見たほうが早い! こんな模型展示も。

なんと!「正常なニオイ」「要注意のニオイ」のサンプルまであります!

自分に合うサラサーティをセレクト、持ち帰ることができる「サラサーティ・バー」も。

 

■「カラダの疑問展」

2023年9月2日(土)~5日(火)11時~20時 入場無料

明治神宮前交差点「八角館ビル」

東京都渋谷区神宮前6-4-1

 

 

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