
「みずうま」ではありません。「水馬」の読み方、知っていますか?
本記事では意外と読めない漢字のクイズを出題します。本記事でご紹介するのは「水馬」です。
「水馬」の読み方は?
「みずうま」と読みたくなるところですが、残念ながらそれは間違い。本記事のクイズの回答である「水馬」はある昆虫を表しています。
「水馬」が表すものは以下の通りです。
〇〇〇〇科の昆虫。体は黒褐色で細長く、腹面には銀色の毛が密生し水に濡れないようになっている。体長約一一~一五ミリメートル。あしは三対あるが、うしろの二対はきわめて長く、池や沼の水面を滑走し、小昆虫を捕食する。捕えると水飴のにおいがするというところからいう。
出典:精選版 日本国語大辞典
答えになるところは伏字にしてありますが、“池や沼の水面を滑走”すること、“捕えると水飴のにおいがする”という部分がヒントです。
正解は……
「あめんぼ」です。
「水黽」や「飴坊」とも書きます。「水黽」の「黽」は「かえる」を表す漢字です。「水黽・水馬」という漢字は漢名(動植物など、中国での名称)です。なぜ、「水」+「黽」、「水」+「馬」なのか、その由来に関する一次情報を得ることはできませんでしたが、「あめんぼ」が水面を滑走する様を「馬」や「黽」に例えたのではないか、という説が多く見受けられました。
ちなみに、「水馬」は「みずうま」と読むことはできませんが、「すいば」と読むことはできます。ただし、「水馬(すいば)」が表すのは昆虫の名前ではありません。
「水馬(すいば)」とは
① 乗馬で水を渡る術。また、その馬。馬を水中に乗り入れ、馬の脚の立たなくなった所で馬を離れて泳がせ、馬の脚の立つ所にきて再びその背に乗る術。江戸幕府の年中行事の一つになり、隅田川で毎年六月に行なわれるこの行事には将軍が臨席した。
② 軽快な舟。特に陰暦五月五日の競渡に用いる小舟。出典:精選版 日本国語大辞典
という意味です。だいぶ意味が異なりますね!
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