認知症は私も怖い。でも悲観するより、こう考えましょう【樋口恵子 老いの地平線】#1

思い出の詰まった「モノ」は、昔の記憶を呼び覚ます「キー(鍵)」になるから、無理に捨てなくていいのだとか。それを聞いて、正直ほっとしましたね。特に捨てられないのは本や資料。自分の生きた証しですから。今も、どんどん増えています。
でも、これがわからないあれもできないとあれこれ考えて悲観するより、人に聞け、です。曜日の観念がなくなっても、身近に頼れる人がいるのであれば、聞けばよいのです。
そんなときのためにも、バカにしないで教えてくれる人を2〜3人つくっておくといいかもしれません。毎日のように「今日は何曜日?」なんて聞かれる電話につき合ってくださる親切な方がいらっしゃれば、ですけれど。
私の場合は幸いにも心強い助手やシルバー人材センターの人が週に二度ほど自宅に来てくれますので、「今日は何曜日?」「今週のスケジュールは?」と繰り返せば、多少のあきれ顔はされつつも教えてもらえます。
90歳を過ぎて、これだけスケジュールが立て込んでいることはありがたい。身近にスケジュールを管理してくれる人がいるというのは心強いものです。
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※この記事は『老いの地平線 91歳自信をもってボケてます』樋口恵子著(主婦の友社)の内容をWEB掲載のため再編集しています。
■老いの地平線 91歳自信をもってボケてます


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