「ひとはき」ではありません。「一瀉」の読み方、知っていますか?

2023.11.30 QUIZ

本記事では意外と読めない漢字のクイズを出題します。本記事でご紹介するのは「一瀉」です。

「一瀉」の読み方は?

「瀉」という漢字は、どこかで見たことありそうでないような、そんな印象を受ける漢字です。なお、一般的に「一瀉」だけで表されることはあまりなく、「一瀉千里」という四字熟語の形で表されることがほとんどです。

「瀉」は以下の意味を持ちます。

①そそぐ。水をそそぎ流す。流れ出る。
②はく。食べ物をはきだす。くだる。くだす。
③しおつち。塩分をふくんだ土。

出典:瀉|漢字一字|漢字ペディア

とはいえ、「一瀉」の読み方は「ひとはき」ではありませんよ。

正解は……

「いっしゃ」です。

「瀉」の読み方は

  • 音読み シャ
  • 訓読み そそ(ぐ)・は(く)・くだ(す)・しおつち

です。

冒頭で紹介した四字熟語「一瀉千里」は以下の意味を表します。

《川の水が一度流れだすと、またたく間に千里も流れる意から》
1 物事が速やかにはかどり進むこと。
2 文章や弁舌のよどみないことのたとえ。

出典:小学館 デジタル大辞泉

例文には「仕事を一瀉千里に片付ける」「一瀉千里に物語る」などがあげられます。日常的によく耳にする表現、というわけではありませんが、類語表現には「軽快」「迅速」「急ピッチ」「矢の如し」など身近な表現が多く、使える場面は意外に多いと思われます。機会があればぜひ使ってみてほしい言葉です。

ちなみに、類語表現「一気呵成」の読み方はわかりますか?

私はかつて「一気呵成」を「いっきあせい」、「呵」の部分を「あ」と読んでしまいましたが、これは間違い。

「一気呵成」の読み方は「いっきかせい」です。

「一気呵成」は

《「呵」は息を吹きかける意》ひといきに文章を書き上げること。また、ひといきに物事を成し遂げること。

出典:小学館 デジタル大辞泉

という意味です。

 

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