普通に洗うだけじゃダメ!? デリケートゾーン専用アイテムってみんな使ってるの?【乾燥・におい対策 3選】

【インバスで使う】

フェミノール 100ml 3,960円(税込)  ※編集部撮影

日本上陸からなんと20年! デリケートゾーンのオイルケアの先駆け
フェミノール

オイルで汚れをなじませて2~3分後にお湯で洗い流すインバスタイプ。デリケートゾーンを洗うだけではなく、植物の潤い成分で保湿し乾燥を防ぎます。5種類の精油配合だから、洗ったあとも精油の香りが長続きして、気になるにおいもカバーしてくれます。

フェミノール 100ml 3,960円(税込)

 

https://www.avagarden.jp/

 

――最近、デリケートゾーンの商品をよく目にするようになりましたが、日本に輸入されてから20年もたつんですね!?

 

「そうなんです、創業者は来日したチェコ人女性なのですが、20年前に自国では当たり前のデリケートゾーンケア用品を日本で探したものの入手できず、『であれば自分で輸入して、日本のみなさんにも良さを知ってもらおう』とアロメディカ社の〈フェミノール〉の輸入販売を始めました。
もともとチェコ共和国で製造販売をしているアロメディカ社は30年以上前から〈フェミノール〉を扱っています。チェコ女性たちの間ではとても愛されていて、なじみのあるケア習慣なのです。
日本でも最近ではだいぶデリケートゾーンのケア商品の認知も進みましたが、当時、国内販売をはじめたばかりのころは、性交痛緩和のための潤滑油だと勘違いされてしまうことも……。本来の用途とその効果を知ってもらうのに時間がかかりましたが、ようやくその良さを日本のみなさんに知っていただけていると感じています」(正規輸入代理店:マインドドライブ マーケティング部 吉田さん)

 

 

【アウトバスで使う】

明日 わたしは柿の木にのぼる フェミニンオイル 60ml 7,150円(税込) ※編集部撮影

国産素材・国産製造の安心設計
フェミニン オイル

フェイスケアと同様で、デリケートゾーンも乾燥はかゆみや炎症などを起こす一因になります。湯上りに外陰部をやさしくマッサージする感覚でオイルを伸ばすとしっとりもちもちに。便秘が気になる人は、肛門まわりも同じように塗るのもおすすめ。

明日 わたしは柿の木にのぼる フェミニンオイル 30ml 4,400円(税込)

 

https://ashita-kaki.com/

 

―――柿の成分が入っているんですね! 洗浄や保湿に有効なんですか?

 

「福島県の国見町で、あんぽ柿の生産過程で廃棄される柿の皮を使用しています。柿は食べるだけなく、古くから地域に根付く“生活の知恵”として利用されてきた歴史があります。柿渋石けんで体を洗ったり、柿渋液で歯を磨いたり、すまいや家具に柿渋を塗布して防腐作用を高めてきました。そんな人々の暮らしに寄り添った柿の成分をデリケートゾーンケアに取り入れています。
柿の皮を有効活用して廃棄を減らし、国内工場で製造しています。石油系界面活性剤や防腐剤、シリコーンなども無添加な、植物由来処方という点も、安心して使えるとご好評いただいています。デリケートな部分に使うものだからこそ、シンプルで良質な素材にこだわっています」(明日 わたしは柿の木にのぼる 代表 小林さん)

 

 

【トイレで使う】

KEIKO INFUSION フェムブーストミスト 30ml 3,080円(税込) ※編集部撮影

日本初のトイレで潤すスプレータイプ

フェムブーストミスト

豊富な栄養成分から 「命の植物」とも呼ばれている希少なホホバオイル「KEIKO種」を使用。配合された2種の乳酸桿菌の成分が善玉菌をサポートすることで、デリケートな肌を健やかに保ちます。毎日のトイレ習慣で手軽にできる使用方法もうれしい。
KEIKO INFUSION フェムブーストミスト 30ml 3,080円(税込)

 

https://www.e-sunaturals.com/shop/product_categories/keiko-infusion

 

――トイレで手軽にできるなんて新しいですね。どれくらいの年齢の方が購入しているんですか?

 

「日本では初のコンセプトになります。トイレットペーパーにフェムブースターミストを吹き付けて、デリケートゾーンを軽く拭くだけでケアが完了します。パンティライナーに吹き付けての利用もオススメです。どちらの使い方でも、手軽に取り入れられるので使用者の方々には喜ばれています。

年齢を重ねると、潤いが失われて加齢による乾きをきっかけに知覚ストレス・臭覚ストレスが生じます。30代から予防的に取り入れられる方もいらっしゃいますね。いつまでも潤いにあふれ、ふっくらやわらかいデリケートゾーンを保つために取り入れてもらえたらうれしいです」(サンナチュラルズ クリエイティブディレクター 堀さん)

 

 

自分のために行うケアは、自分自身を大切にするということ

shutterstock.com

3つのアイテムのブースでお話を伺ったところ、膣や外陰部の不快感や違和感を感じ始めた40~50代はもちろん、予防的に30代から使用をスタートしているケースも多いそうです。

ファッションやメイクなどと違って、デリケートゾーンのケアは手間をかけたことを周囲に認知されるお手入れではありません。けれども、その分だけ自分のために、または愛するパートナーと自分のために行うケアでもあるんですね。
自分の体に向き合い、快適な身体状態を保つための習慣づくりに、早い遅いはないようです。興味をもったときが始めどきなのかもしれません。

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