年末年始に太っちゃった人も!「りんごで痩せたい」ドクターおすすめのレシピとは?

りんごで美も腸も心も整え「ウェルビーイング」な生活を

石原新菜先生 医師・イシハラクリニック副院長

最後は、漢方医学や自然療法、食事療法による診療を行なっている石原先生が、腸と心の健康の関係やりんごの美の栄養素についてお話しくださいました。

 

「腸の研究が進み、腸内細菌が脳の機能に関わっていることが様々な研究でわかってきています。うつ病や心のストレスは腸内細菌が関わっており、脳のストレスは腸内細菌に影響し、これを『脳腸相関』といいます。脳と腸は、自律神経系などを介して、お互いに深く影響しあっているのです。腸内環境が整うことで睡眠の質の向上やストレスの緩和につながることは一般的に知られるようになってきました」

 

今、話題になっているのは「ウェルビーイング」という考え方です。心、体、社会的なつながりの三つのバランスがとれている状態をいいます。

 

「幸せな気持ちでウェルビーイングな生活を送るためには、心とからだの健康を握る腸内環境を整えることが大切。腸内環境を良くするためには、食物繊維が豊富なりんごを食べることです。食物繊維は腸内の善玉菌のエサとなり、善玉菌が増えることで腸のぜん動運動が促され、便通がよくなり、腸内環境が整います」

 

石原先生は、赤ちゃんの時から毎朝「りんごにんじんジュース」を飲まれており、現在は家族4人とチワワも一緒に毎朝飲まれているそう。

 

「そのためでしょうか、風邪を引いたことがほとんどなく、娘二人にもアレルギーやアトピー、喘息はありません。りんごは『ウェルビーング』な生活を送るのにとてもいい果物だと実感しています」

 

心身の健康のためにも、食事習慣にりんごを摂り入れたくなりますね。

 

次ページ▶日本人ならりんごを食べるほど得する「理由」、実はこれだった!

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