
憧れのヴァンクリがまさかのトラブルに……。不妊治療を経ての「プッシュギフト」で大ゲンカ!妻がどうしても許せなった夫の発想とは
プッシュギフトを勝手に選んできた夫に、若干イライラ
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息子を出産して3週間後、夫から「君が欲しがっていたプッシュギフト、買ってきたよ」と言われ、プレゼントを渡されました。ヴァン クリーフ&アーペルの文字が書かれたかわいい紙袋から、綺麗にラッピングされた箱を取り出した時は、あまりのかわいらしさに胸がキュンキュンしたと、美香さんは語ります。
しかし、箱を開けた瞬間に美香さんの表情は一瞬曇ったそうです。なんと、夫からもらったのは四つ葉モチーフで有名な「アルハンブラ」ではなく、丸い形をした「ペルレ クルール ペンダント」というものでした。おまけに、美香さんが欲しかったのは「アルハンブラ」のマザーオブパールだったのに対し、マラカイトという緑色の石でした。
もちろん、このペンダントも高価なものです。ただ、美香さんはイメージしていたプレゼントと異なったため、貰った時は思わず動揺したそうです。美香さんは、夫に「私はマザーオブパールのアルハンブラが欲しいといったのに、なんでこれにしたの?」と確認すると、夫からなんと思いもよらない言葉が返ってきたそうです。
「マザーオブパールのアルハンブラも見たけど、店内に同じものを身に着けている人がたくさんいたから……。それに、こっちの方が少し安かったし、個性的でオシャレだと思ったんだ」
この言葉を聞くなり、美香さんは怒りを抑えるのに苦労したそうです。おそらく、夫は最初こそ「欲しいものを買ってあげよう」と思ったものの、アルハンブラのネックレスの値段を見て、あまりの高さに怖気ついたのかもしれません。
プッシュギフトに、ほんの少し「せこさ」を出した夫に怒り沸騰
そこで美香さんは、思わず声を荒げながら「プレゼントは嬉しいけど、できれば購入前に相談して欲しかった。欲しいものと違うから、着用のイメージが思い浮かばないし……。それに欲しいものじゃないなら、別に欲しくない」と文句を伝えたそうです。
すると夫は「そんなこと言われても、お金を出すのは俺だろ? それに、美香は今は体も大変だと思うからお店に連れていくことはできないし。じゃあ、俺が店に行って選ぶしかないじゃないか」と言い返してきたのです。
そんな理由であれば、正直自分の体が回復して、落ち着いてから家族で一緒に買いに行きたいと思ったと、美香さんは語ります。
夫の言葉を聞くにつれ、だんだんイライラした美香さんは、自分の体も出産後で辛かったこともあり、結局モヤモヤした感情を飲み込んで諦めることにしました。ただ、どうしても夫のことが許せず、それから1週間ほど口をまともに聞かない状態だったとのこと。
その後、出産後の体も徐々に回復して、美香さんは女友達と息子を連れてランチに行くようになりました。女友達との会で、プッシュギフトでもらったペンダントを身につけると、「シックな雰囲気でいいね」、「アルハンブラは見かけるけど、そのデザインならいくつになっても使えそうで素敵」と評判も上々だったとか。
女友達から褒められてやっと、夫に感謝できるように
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女友達によると、四つ葉モチーフのアルハンブラは身につけている人が多く、被る可能性が高いものの、丸い形の「ペルレ クルール ペンダント」は、身に着けている人を見たことがないので、かえってオシャレに見えるとのことでした。
また、ペンダントの石で使われている「マラカイト」も、深い緑色が「いくつになっても使えそうな落ち着いたカラー」とのことで、女友達からたくさん褒められたそうです。
その時に、美香さんはやっと「夫からのプッシュギフト」を心の底から嬉しいと感じたのだとか。そして、この時に美香さんは「自分はもしかしたら、素敵なジュエリーを身に着けたいというより、周囲から褒められたい、認められたいという気持ちがあったからこそ、ハイジュエリーを欲しいと思っていたのかも」という感情に気づき、そんな自分を恥ずかしいと感じたのだとか。
今では、夫からもらったプッシュギフトをどんな時も身につけているそう。ペンダントを身につけるたびに、夫への感謝の気持ちを忘れないように過ごそうという気持ちで胸がいっぱいになるそうです。ただ、これから夫に「プレゼント」を買ってもらう時は、絶対に一緒に買いに行こうと心に決めたとか。
夫からのプレゼントはとても嬉しいものですが、できれば「思っていたのと違う!」といったトラブルを防ぐためにも、一緒にプレゼントを選んだ方がいいのかもしれませんね。
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