宝くじが当たりやすい星座って?税金はいくら払うの?宝くじで「元をとる」知識(後編)

お金の価値観が変わると、元に戻るのは至難です。一度あがった生活レベルを下げるのは、なかなか難しいものです。高額当せん者こそ、ファイナンシャルプランナーなどにお金の使いみちを相談してから考えることをお勧めしたいところです。

 

■宝くじの当せん金にかかる税金は?

宝くじの大きなメリットは当せん金には税金がかからないということです。たとえ当せん金10億円を受け取ったとしても所得税はかからず、まるまる受け取れるというわけです。

つまり、宝くじには所得税はかからないので、確定申告の必要はありません。ただし、注意したいのが当せん金を家族でもあげると贈与税の対象になります。

上記のように宝くじには所得税はかからないので、確定申告の必要はありません。しかし、受取った当せん金を、家族も含め他人に渡すと、他の贈与と合わせて1年間で110万円を超える場合は、「贈与税」の対象になります。

 

たとえば、1億円宝くじが当せんして兄弟に5000万円あげた場合、贈与税はいくらかかるでしょう。なんと2289万5000円もの贈与税がかかります。

 

子どものころ、「宝くじが当せんしたら、1億円ずつ皆にあげるね」なんて家族に話していましたが、家族にあげても贈与税がかかるとなると、気軽にプレゼントしづらくなります。

 

税金がかからず当せん金を家族で分けたいなら共同購入し、当せん金を受け取りに行くときは、全員で受け取りにいくと、当せんした証「当選証明書」を全員分もらえます。そうすれば、全員が非課税扱いで宝くじの当選金を受け取ることができます。

 

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