東京大学の4月の伝統行事「オリ合宿」とは?最適解がわからず、東大生が相談に殺到する1泊2日の旅
吉本興業で芸人をしています。さんきゅう倉田です。
38歳で東京大学文科ニ類に合格し、4月から2年生になりました。
東京大学には、「上クラ」「下クラ」という制度があって、上の学年が下の学年の面倒を見ます。クラスによる分類は、大学では珍しいようですが、大学の運営にも役立っています。
新一年生が大学関係書類を受け取りにキャンパスにやって来る日に、上クラが教室で待ち構えて、LINEグループに招待します。
そして、プレオリエンテーション通称「プレオリ」とオリエンテーション合宿通称「オリ合宿」の日程を案内します。
履修について、大学側から説明を受ける機会は全くありません。
プレオリでは、恐ろしく難しい東大の履修相談を上クラが行います。
そして授業が始まる数日前に、1泊2日で旅行に出かける「オリ合宿」。クラスのほとんどが参加します。宿の予約、バスの手配、行程の決定はすべて上クラが行い、1年生は上げ膳据え膳で楽しむことができます。
今回はこのオリ合宿を紹介します。
▶この記事の【前編】を読む▶東大の難しすぎる履修登録。3年生で希望の学部に行くためには、1~2年で履修必須の授業をとらないといけないけれど、学校からの説明会などは皆無。ではどうすれば!?
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