【広末涼子】離婚&独立後初の公の場、ステラのパンツから美脚のぞかせ、サステナブル語る「子どもと一緒に繭を育てて糸を取って…好きな服を長く大切に着る」

「お洋服をどうやって手放すか」、手放し方の選択肢が増えるといい

自分の服は、段ボールを送ってもらって引き取りしてくれるものを利用しています。気に入った服をごみに出すことは避けたくて。ゴミ箱に入れたくないけど、どこに持っていけばいいのかわからないという方がたくさんいると思います。綿はリサイクルするとまた生地ができる、子どものTシャツがもう1回服になると聞きましたが、どこに渡せばいいかわからない。手放し方の選択肢が増えていくといいですよね。

廃棄衣料をプラントで水素化し、再生可能エネルギーとして活用するプロジェクトのこと教えていただきましたが、お洋服が水素に変わって、水素が電気に変わったのが数値化されて目に見える。それが家庭に普及したらすごい楽しいですよね。こんなに時給自足できてるんだって。

 

ゴミにしないといけないものをエネルギーに変えるという取り組みを聞いて、「ファッションを楽しみながら、地球のために、次世代の子どもたちのためにどうアプローチできるか」というお話を聞いたときにすごくワクワクするなと思いました。背中を押されたというか、勇気をもらったなと。自分もそういうポジティブなメッセージを、役者としてこれからも発信できるような人間でありたいなと感じました。

美術館だとオーディオガイドで、絵や作家さんの背景、歴史とかを知れたりするじゃないですか。アパレルでも、例えばブランドのコンセプトも、店舗ですぐ知ることができたらもっと手に取りやすかったり、自分のスタイルと合っているなって思って、納得して選ぶことができるようになりますよね。学べるチャンスでもある。知ることができるツールを開発してもらえるとうれしいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

洋服好きにとって、「服を捨てる」ことは罪悪感を抱くもの。洋服1着ができるまでに、どれだけの時間・労力・エネルギーがかかっているかということを知るだけでも、長い期間大切に着ようと思いますよね。「サステナブル」「サステナビリティ」というと、勉強のように感じたり、なにかを我慢したりという印象もありますが、楽しみながら知的好奇心を満たしてくれる入り口でもあるのではないでしょうか。

 

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