#66 あと9カ月で終了! 40代独女が婚活を〆切る、ホントの理由【40代編集長の婚活記】
40代・独身・未婚・恋人いない歴8年、婚活歴1年3カ月のOTONA SALONE編集長アサミ、45歳。婚活パーティや知人の紹介で出会った男性とデートをしてみるも、ことごとく玉砕。婚活アプリを始めてみても、まったくモテない。なにがいけないのか? いろいろ考えた末、ついに40代の婚活にある重大な決断をしたのだった……。これは40代独女のリアル婚活ドキュメントである。
婚活、あと9カ月で終了宣言
45歳独女の決断、それは「婚活に〆切をつくること」。期間はスタート時である2016年8月から2年間とした。つまり、残りあと9カ月。なぜ婚活に〆切をつくったかというと、編集者だけに〆切がないと本気モードになれないから(苦笑)。
……という理由だけではない。婚活をして1年余り、私の中で「結婚」に対する気持ちがかなり変わってきたから、なのだ。
そもそも「婚活を始めた」本当の理由
お気づきの方も多いかもしれないが、そもそも私が婚活を始めたきっかけは、正直に言って「結婚したいから」ではなかった。
40代独女が婚活をやったらどうなんだろう、という「好奇心」だった。
20代や30代の婚活話は周囲にもいるし、メディアにも取り上げられるし、マンガにもドラマにもなっている。でも40代になると、周囲からも話を聞かないし、メディアでも婚活サイトのPR記事や、匿名ブログばかりで、「どこまでホントなの?」と思うものばかり。
リアルを知りたい。それならば、40代女性メディアをやっているから体験取材してみるか、というOTONA SALONEの記事を書くための「仕事」でもあった。
私が婚活を始めたのは、「好奇心」と「仕事」が理由で、結婚願望はさらさらなかった。
だから初めの婚活パーティはかなり仕事モードで参加していた。実際、連載スタート当初の記事を読むとわかると思うが、かなり現場レポート的な書き方をしている。婚活パーティの現場でも、結婚相手を探したいとも思ってなかったし、自分をよく見せようというアピールする気持ちもなかった。
完全に「好奇心」と「仕事」で参加していた。
今だから言えるエリートさんとの裏話
最初に婚活デートをした、エリートさんのときもそうだ。今だから告白するが、正直、よく知らない人とメッセージのやりとりをするのが本当に億劫だった。もともとプライベートではマメさに欠けるめんどくさがりな性格。ごく限られた仲のいい相手には用事がなくてもメッセージを送るが、基本、用事がなければ家族であっても連絡をしない。
だから「いい天気ですね♪」みたいなメッセージがエリートさんからくるたびに「めんどくさい……」と思って返信をしばらくしなかったし、ときには既読スルーもしていた。
本当はデートも行く気がなかった。貴重なプライベートの時間を割くわけだから、楽しい人と会うか、自分のために使いたい。婚活パーティのときのエリートさんの印象はあまり……だったので、デートする気にはなれなかった。
だから一度はデートの誘いを断ったし、デートすることを決意したのも結局は「仕事」で原稿を書かなければ、というのが理由だった。
結婚したいどころか、男性不信だった
恋人いない歴8年以上になるが、そもそも論でいうと、私は結婚願望どころか恋人がほしいとすら思っていなかった。
それは、以前「#53 なぜ40代独女は恋人いない歴が長いのか?」で ふれたことがあるが、男性への不信感があったから。
男性から言い寄ってくるのに、付き合ってしばらくすると、男性から去っていく。そして、距離を置こうとかなんとか言って、うやむやなまま終わりになる。過去の恋愛の多くが、そんなパターンだった。
それなら、恋人なんていらない。私の心がかき乱されるだけ。
ずっと、そう思っていた。
この1年、デートを繰り返してみて
でも、婚活を始めて1年3カ月たった今は、当初とは違っている自分がいる。「結婚」自体については、本当にしたいのか、したくないのか……実はまだ答えが出ていない。
ただ、「恋人」というか「パートナーの男性」という存在については……いてもいいかもと、思い始めている。それはこの1年、久しぶりにいろんな男性と「デート」というものをしてみて……男性への不信感が少しずつ、解消されつつあるからだろう。
勝手な男性ばかりじゃないかもしれない。
一緒にたわいないことを話せる男性がいるっていいかもしれない。
だから、そろそろ本気で……婚活というか、一緒に楽しく過ごせるパートナーがいるといいかも……そう思ったのだ。
婚活に〆切を設けた理由
昨年、婚活を始めたときは……たぶん、本当は「結婚したくない」気持ちが強かった。「好奇心」と「仕事」で始めた婚活だし、結末は「一生、結婚しない」選択になるだろうと自分では思っていた。対外的には「どっちでもいい」と言っていたけれど。
でも、いまは違う。
ゴールが結婚なのかどうかはやっぱりわからないのだけれど、一緒に楽しい時間を過ごせる「恋人」のような存在はほしい。そう、自分からちゃんと「ほしい」という、能動的な気持ちになったのだ。
そう思うようになったのは……たぶん、あの人の存在。ある一人の男性の存在が、私をそう思わせるようになったのだろう。そこに至るまで、とても長い道のりだった。それは、過去の恋愛がかなり影響している……。
【続きはコチラ! 結婚どころか恋人もいらないと思っていた編集長アサミの過去とは!?】
#67 40代独女が男性不信になった、第1の事件【40代編集長の婚活記】
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