
〈乳がん体験談〉「ホルモン治療」による脱毛、乳がん治療による「円形脱毛症」、がんサバイバーが語る円形脱毛症のつらさ
乳がんのホルモン治療で脱毛、その後「円形脱毛症」に
2015年42歳のときに「ホルモン受容体陽性の乳がん」が見つかって、左乳房を全摘出しました。翌年、乳房再建手術を受け、その翌年に予防的措置として健康な右の乳房と卵巣・子宮をすべて摘出。予後のリスクを考えて、乳頭・乳輪を残さない選択をしました。そのため、傷は乳房のど真ん中に15センチほど残りましたが、乳頭は軟骨で、乳輪はアートメイクで再建しています。
▶野中さんの乳がん体験記事▶「遺伝性乳がん卵巣がん症候群」姉妹で乳がん罹患「女性として見た目が変わることが恐怖だった」
乳房の全摘出手術のあと、⻑期間のホルモン治療で髪が5割くらい抜けました。ドクターにはほかの人より早く抜けたと言われました。とくにトップの分けめが薄くなり、円形脱毛症にもなりました。乳がんの進行を抑えるホルモン療法ですが、ホルモンバランスが乱れることで、また免疫系のバランスが崩れることで、治療中や治療後に円形脱毛症が発症することがあるそうです。
ホルモン剤による薄毛で5割ほど抜けたところに、円形脱毛症の脱毛斑が2個できた
さまざまな医療用ウィッグを試しましたが、パッと見でも”カツラ”とわかる見た目で、途方に暮れていました。悩んだ末、⻑くお世話になっていた美容師さんに相談したところ、ネットで買った似合わないウィッグをなじませてくれたり、髪型の相談に乗ってくれたんです。「大丈夫、かわいくできるよ」と言ってもらえたことで救われました。
脱毛しているとき、部分ウィッグを使用
>>がん宣告から治療を振り返って
スポンサーリンク
【注目の記事】
- 「一度使ったらやめられない」人気スタイリストも40代編集もリピ買い中の『涼ブラ』って?「滝汗でも不快感なし」「つけ心地がラクなのに~」続々と魅了される理由とは?
- 白髪染め迷子だったアラフィフ編集部員が体験。パサつく、色が抜ける・・・ホームカラーのイメージを覆す“クレイパック着想”の白髪染め 驚きの染まりとツヤのワケとは
- 「お値段にも納得いく手応えです」あのシーズ・ラボのサロンケアが「本当に自宅でできてしまう」1台13役の最新鋭※マルチ美顔器の「ほんとにすごいところ」とは
- 美味しさの決め手は植物油!~油の達人に聞く植物油の魅力 vol.9/@和乃食 ここから【オリーブオイル、サラダ油、菜種油】
- 「急に老けた!?」と悩む40代、50代必見! 編集部員がリアルに実践「毎日キレイを保つ」お手入れ法
- 白髪に悩む40-50代女性が「泡クリーム」タイプの白髪染めをセルフでお試し!「もっとはやく使えばよかった」後悔の理由とは?
- 美味しさの決め手は植物油!~油の達人に聞く植物油の魅力 vol.8/@サンジャン・ピエドポー【オリーブオイル、キャノーラ油】