#68 男の本音って…。モテない独女が合コンで痛感したこと【40代編集長の婚活記】
結婚できないどころか、恋愛すらできない40代独女、OTONA SALONE編集長アサミ。婚活を始めて1年になるが誰ともうまくいかない。周囲から「婚活してるけど、実は結婚する気がないでしょ?」と言われる始末。
その指摘はあながち間違いではない。なぜなら40代独女にはだいぶ根深い「男性不信」があり……。これは40代独女のリアル婚活ドキュメントである。
男性からの「心無い言葉」事件
私の男性不信となる第1の出来事は、大学1年のときにお付き合いしたサンコウくんだった。それは彼の「浮気」事件によって。それから数年後、輪をかけて男性不信になる第2の出来事が起こった。それは「心無い言葉」事件。
事件が起こったのは、20代後半のころ。知人の女性に誘われて、いわゆる「合コン」というものに参加したとき。
男性3人、女性3人。相手はみんな某有名商社勤務、こちらは私に声をかけてくれたライター、代理店勤務、そして私だった。
楽しい会話で盛り上がり、全員でもう1軒行こうということになった。3人の男性に対して恋愛感情的なトキメキはなかったが(そもそも恋愛に対して低体温だし)、お友達としては面白くていいかなと思っていた。
ボツボツ、ハズレ、気持ち悪い……
私はトイレに行こうと席を立った。……のだが、忘れ物に気づいて戻ろうとした。そのときだった。
商社マンA「あれはちょっと無いねー」
ライター「どうしてー?」
商社マンA「なんかさ、触りたくない感じ」
商社マンB「わかる!」
代理店「何が?」
商社マンA「あごのとこ、肌ボツボツじゃん。そういうのって全身ボツボツしてそうだから無理」
商社マンC「面白いし楽しい子だけど、オレもあの肌はダメだな。ちょっと気持ち悪い」
ライター「何、結局見た目なの?」
商社マンA「見た目だよ! 顔とかスタイルもだけどさ、オレ的には肌が重要」
商社マンB「オレも! むしろ肌が荒れてるってだけでナシだね!」
商社マンC「確かに、触りたくない」
商社マンA「だってさ、店で彼女を見たとき、ソッコーで“今日のハズレ”だなって思ったもん」
それは私のことだった
なんの話をしているのか、最初はわからなかった。でも、あごのところの肌がボツボツ……という言葉でわかった。私のことだ……。
当時、私は仕事のストレス、忙しくて休みも少ない日々が続いていたせいか、肌がものすごく荒れていた。いわゆる大人のニキビ(そのときの写真はコチラ)。
自分でも鏡を見るのがイヤになるくらい、あごの周辺に赤いボツボツがたくさんできていた。皮膚科にも通ったり、ニキビにいいと言うスキンケアもいろいろ試したけれどなかなか治らなくて悩んでいた。
そんな私のニキビ肌について、彼らは話をしていた。
「ボツボツ」、「ナシ」、「ハズレ」、「触りたくない」「気持ち悪い」……。
心にグサグサとささる言葉が耳に入ってくる。
忘れ物を取りにきたけれど、とてもその場に入る気にはなれなかった。そっと部屋の前から離れた。泣きそうになった気持ちが落ち着くまで一人でいよう。少しの間、部屋に戻るのをやめた。
結局、男って「見た目」かよ
彼らに気に入られたかったわけじゃない。
気になる男性がいたわけでもない。
モテたいわけでもない。
ただ、自分でも治したいと思っていながらなかなか治らない荒れた肌を、そんな風に言わなくてもいいじゃないかと思った。
そう思う一方で、
肌荒れしてる女ってだけで、気持ち悪い、触りたくないって思うんだ。
男って結局、見た目なんだ。
もちろん、別に彼らの考えだけがすべての男性の意見なわけじゃない。そう思って気持ちを切り替えようとするのだけれど、切り替えようと思えば思うほど涙が出てきた。もうやだ、帰りたい。
しばらくして飲んでいる席に戻ったが「飲みすぎて気分が悪くなったから、先に帰るね」と伝え、ろくに挨拶もせず足早に店を出た。顔を見せたくなかったから……。
恋人なんて別にいらないし!
この「心無い言葉」事件をきっかけに、私の男性不信は加速した。男は浮気する
男は女を見た目で判断する
私は浮気されたくないし、見た目だけで判断されたくない。だからやっぱり恋人なんていらない。男性も女性も、みーんな友達のままでいい。
この荒れた肌だって、治そうと皮膚科に通ったり、自分なりにケアしていたつもりだ。がんばってるけど治らないんだもの。それを、あんな風に言われるなんて。男性だって友達ならあんなこと言わない。
私は外見だけじゃなくて、中身をちゃんと見てくれる人と出会いたい。でも、そういう人って……? 以来、合コン的なものは基本、行かないことにした。合コンに来る人はまず見た目から入るんだろうし。
10代、20代で起こった2つの事件によって、私は「男性不信」に陥ったのだった。そして30代になっても「男性不信」をより深める新たな事件が起こったのである。
いまだから言える【婚活記こぼれ話】
20代後半から30歳くらいまでは本当に肌がひどく荒れていたんです。リアルな写真については、『ストレスの肌荒れに悩む人へ! 口周りの吹き出物・大人ニキビを改善する4つの習慣』 に掲載しています。いま自分で見てもかわいそうだと思うくらい……。
でもおかげさまで肌荒れもなくなり、昨年は10歳若く見える肌だ言われたり(by婚活でデートしたメンノンさん)、某化粧品ブランドの肌診断で角層のコンディションがほぼ満点という診断が出たり(!)、先日は某女性タレントさんに「肌キレイですね」と言っていただいたりと、だいぶ肌をほめてもらえるようになりました。
見た目……ですけど(苦笑)。
荒れ肌をケアした2つの「神アイテム」
「大人ニキビを改善する4つの習慣」では書かなかった、肌の改善に使ってよかったと個人的に思っているアイテム2つを紹介します。
まず1つは「ワセリン」。これは乾燥ケアに使ったもの。
ニキビがひどかったときに半年間くらい肌断食をしていたんです。洗顔後、化粧水もなにもつけないっていうヤツですね。でも、さすがに何にも塗らないと乾燥が気になる部分もあって。
私が愛用していたのは「ヴァセリン ピュアオリジナル スキンジェリー」。洗顔後に、目元と口元にこのヴァセリンを塗るだけ。ほおとかあごとかは何も塗らない。そういうスキンケアを1週間やって、3週間はシンプルケアにしてというのを半年くらい繰り返しました。
もう1つは「ケシミン」。これはニキビあとケアに使ったもの。
肌断食を加えた4つの習慣のおかげでニキビはなくなったのですが、ニキビあとが残りまして……。あれだけボツボツできたわけですから、多少そのきずあとが残るわけです。
メイクしているときはごまかせるんですけど、すっぴんになるとニキビあとが茶色っぽく色素沈着して気になる。茶色く色素沈着したニキビあとは、調べたらメラニンが関与しているとわかったので、メラニンの生成を抑えるものがいいだろうと。
そのお墨付きを認められている医薬部外品を……ということで当時使っていたのが「ケシミンクリーム」。理由は、ネーミングがいいのとお値段もお手頃だったから。
ニキビあとが薄くなったなと実感するまでには……1年以上経ったくらいだったかな? きっと薄くなると信じて毎日ほおとあごに残ったニキビあとにほぼ毎日塗っていました。
厳密にいうとまだほんのり気になるところはあるけれど、「ま、いっか」と思えるくらい薄くなりました。ニキビあとケアは気長にやることと、あんまり気にしないことが大事な気がします。あくまで個人的な感想ですけれど!
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