40代おひとりさま「婚活よりも先に」始めたほうがいい4つのこと

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婚活歴1年3カ月のOTONA SALONE編集長・アサミです。昨年より「40代編集長の婚活記」を執筆しているが、実は婚活よりも前に始めていた活動がある。

それは「終活」。実は、40代独身なら婚活よりも先に、この「終活」を始めたほうがいいのではないかと思う。

 

そもそも「終活」とは

終活とは、人生の最期を迎えるにあたっての準備やそこに向けた人生の総括を意味する言葉だ。

具体的な事柄としては、だいたいこの4つに分類される。

・生前のうちに自身のための「葬儀や墓などの準備」

・残された者に迷惑がかからぬよう「生前整理」

・重い病気・寝たきりになった場合の「延命治療や介護の方針の伝達」

・残された者が自身の「財産の相続」を円滑に進められるための計画

 

なぜ婚活の前に終活を始めたか

私が婚活を始めたのは44歳だが、終活を始めたのはその約1年前。43歳のときだった。なぜ43歳で終活を始めたか。

ひとつには、以前から「人間はいつ死ぬかわからない」ということを考えていたから。中でも大きなきっかけは、同い年の同僚が35歳の若さで他界したことだろう。

2つ目としては、両親の年齢。ともに70代でいまは元気にやっているが、確実に年を重ねている。

3つ目としては、姉の引っ越し。義兄の転勤によって、関東ではないエリアに住むことになった。

4つ目としては、異動によって月刊誌サイクルの仕事から離れ、以前より時間ができたからだ。

まとめると、自分もいつその日が来るかわからないし、家族にあまり手間をかけたくない、自分にも少し時間ができた。だから、自分の現状と向き合って、今のうちに「自分のことは自分でしよう」と思ったのだ。

 

40代から始めたい終活とは

終活といっても、40代からすべてを始める必要はないと思う。もちろん、個人差はあるが。

40 代でまず始めるべきは、「生前整理」。

万が一、自分がいなくなったとき残された人々が大変にならないように、少しでもいろいろなことを整理しておくこと、だ。

これは終活のほんの一部だから「プチ終活」と言っていいかもしれない。

 

私が始めた「プチ終活」=4つの生前整理

どちらかというとズボラで、行き当たりばったり、めんどくさいものには目をつむってしまう性格だった。そのため頭の片隅では「やっておかないとな」と思いながら放置してきたことがたくさんある。

でも、一念発起して始めた生前整理は次のようなものだ。

1.モノを整理する

一人暮らしなのになぜか2LDKという持て余した部屋に住んでいるため、収納スペースが十分あった。だから一見するとモノが少ない部屋なのだが、収納スペースにはモノがぎっちり。私に万が一のことがあったら、片づける家族に悪いなと思った。

この2年余りで私が減らしたものは多岐に渡る。

棚、電子ピアノ(衝動買いしたけど使ってない)、洋服、靴、バッグ、小物、本、CD、食器、調理道具、化粧品、タオル類、古いカメラ、使っていないスポーツ用品、コスプレアイテム……(苦笑)。

五月雨式に減らしているので正確にはわからないが、全部を一気に並べたら1部屋分くらいになると思う。

2.口座やカードを整理する

銀行口座のカード、クレジットカード、会員カード、スタンプカード……。気が付いたらたくさんたまっていた。会員カードやスタンプカードは放置してもたいした問題ではないが、銀行やクレジットカードはそうはいかない。私がいなくなったら、家族の誰かがなんらかの形で連絡を取ることになる。

であれば、できるだけ数を減らしておこうと思った。そもそも必要なものはどれか。解約しても引き落としに問題がないのはどれかなどを考えた。そして、学生の頃につくった銀行の口座はそもそもちゃんと解約したのかどうかも確認した。

結果的に、放置していた銀行口座を2つ解約し、クレジットカードは5枚解約した。残したのは銀行口座2つ、クレジットカード3枚。これによって口座引き落としの流れもシンプルになった。

3.お金を整理する

ズボラで行き当たりばったりな性格のため、実はそもそも1カ月の家計の内訳がまったく把握できていなかった。毎月、光熱費がいくらなのか、食費がいくらなのか……なんにもわかっていなかった。「貯金がマイナスになってなければいっか」と。

そこで家計簿アプリを始めた。銀行口座や電子マネー、カードを連携させるなど始められるまで時間がかかったが、一度やってしまえばあとはほぼ自動的に家計簿がつけられる状況になる。自分の支出の現状をやっと把握することができた。

また、私はうっかり20代から住宅ローンを組んでいるのだが、金利がだいぶ下がっていたにも関わらず、忙しさを理由に借り換えを放置していた。なので、このとき一気に借り換えをし、月々のローン返済額をかなり下げることができた。

それに伴い、住宅ローンやそれに関わる書類一式を、万が一のことがあっても家族が状況を把握しやすいように整理してまとめた。どこの銀行や保険会社に連絡すればよいか、などだ。

また、今更ながら「ねんきん定期便」で現在の自分の支給額を把握したり、万が一のときの葬式代くらいは自分のお金から出せるように、少額ながら生命保険にも加入した。

 

4.ネット関連を整理する

いまの時代、ネットショッピングやらSNSやら何やら……会員番号やらパスワードやらを入力することが非常に多い。しかも意外と覚えられない。そもそもよく使っているものに何があるのか、必要じゃないものは何かなども洗い出し、不要なものは退会した。

また、会員番号やパスワードも、一部変更するなどして整理した。とはいえ、これは今後も適宜増えていくのだろうが……。

 

「プチ終活」で見えてきたもの

プチ終活をして、とにかくスッキリした。物理的なモノというだけでなく、精神的な面でも。整理したことで心の余裕ができた気がすうる。

もちろん、まだまだプチ終活が終わったわけではなく、これからも定期的に見直していく必要がある。ただ、一旦ざっと生前整理したことで、周りの人にかかるであろう迷惑は半減できたと思う。

 

人は何歳であろうといつ死ぬかわからない。

だからこそ、やり残したこと、心残りなことはできるだけ少なくしておきたい。生前整理。これをやらなかったら、私はたぶん心残りだっただろう。

そして生前整理をしたことで、「今の自分に本当に必要なもの」が見えてきた。もちろん、現在も新しく購入するものがまだまだある。決してミニマリストにはなれない物欲がある。

でも40代、生前整理からプチ終活を始めることは、自分の人生にプラスになるはず。だから、40代おひとりさまだけでなくすべての人に、プチ終活のスタートをおすすめしたい。

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OTONA SALONE編集長・婚活コラムニスト

浅見悦子

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