骨盤と坐骨のバランスで体のコアをやさしく鍛える、寝る前5分ポーズ

身を切るような風を感じる日々、北国から雪便りが届くようになりました。私はプロスノーボーダーだったので積雪情報が気になってソワソワしています。

師走の寒さの中、急ぎ足で歩き何かと気忙しい季節。今年も忘年会ラッシュに突入という方も多いのではないでしょうか?そんな時ほど自分の身体を思いやり呼吸を整え、健康的に冬を過ごしたいですね。

 

パワーバランス、シーソーゲーム?

 

本当の自信は他人の目線でどう見られているか?ではなく自分を認めた事により自分の内側から自ずと湧いてきますよね。

身体も同じようにアウターマッスル筋肉ばかりを鍛えていてもパワーは湧いてきません。コアマッスル、体幹を使い全身のバランスを取ることで、自分の内側から気力と体力が湧いてきます。

力づくでヨガやストレッチを行うと、私たちの身体は必ず別の場所が悲鳴を上げます。身体全体のバランス、呼吸、内臓、心などすべてが統合されることで、しなやかで強力な身体と心根へと成長していくでしょう。

今回のポーズは腹筋だけで行えそうに見えますが、ハムストリングの柔軟性、内転筋や大腰筋を使い骨盤底筋群も自然と引き締める事で、日常の小さな悩みを解消する事ができます。小さな悩みの例は、くしゃみをした際の尿モレ、小さな段差でつまずくなど、老化現象を感じるような身体の衰えです。その他に腹筋と背筋をバランスよく強化する事で腰周りも強くなり腰痛予防に効果的です。

コツは骨盤と坐骨です。骨のバランスを利用しましょう。坐骨を床に触れる位置をポイント(軸)にし骨盤を立てます。こうすることで腹筋に無理に負荷をかけずに済みます。

身体がポカポカになります。隙間時間にトライしてみてくださいネ。

シーソーの様にバランスが身につく舟のポーズ

(写真モデル:安藤けいこ)

力尽くで行わないヨガ、身体各部のバランスによってV字形をキープします。

後ろへゴロ~ンと転がってしまう方は、きっと腹筋だけで上体と脚を上げようとしているのではないでしょうか?

 

舟のポーズ(ナーヴァ・アーサナ)

①両膝を立てた体育座りをします。骨盤を立てて背骨を伸ばし胸を広げ引き上げます。

②両手で膝の裏を支えながら、上体を後ろへ倒しつつ、足裏を床から浮かせます。

③腰が丸まらない、反り過ぎないように注意します。(肩の力を抜きましょう)

④顎を引き、お腹に力を入れながら両足をさらに上げ、スネが床を平行になる所でキープします。

⑤余裕があれば、両腕を肩の高さ前方へ伸ばします。

⑥上体を長く保ちながらバランスをとり、ゆっくりと呼吸します(約10呼吸)

⑦ゆっくりと足裏を床へ下ろし、上体を休め、呼吸を整えます。

効果:腹筋、背筋の強化、腰の強化、便秘解消、胃の調子を整える、全身の疲労回復、ヒップや太腿、脚の引き締め。

 

いかがでしたでしょうか?

バランスがピタッと決まると、自然と呼吸が深くなりますよね。

冬の時期に身体を動かしておくと、春の花粉症が軽減されますよ。

 

 「安藤けいこさんの個人ワークショップが開催されます」

12月23日(土) 大人の呼吸法 –身体と心の大そうじ編- 3時間ワークショップ

神奈川県鎌倉市 光明寺 vol.9

詳細は、http://ptix.at/49rABN

スポンサーリンク