2年間悩み続けている、認知症の義母が洗わずベタついた「髪を切らない」問題。嘘みたいに一瞬で説得できた「まさかの方法」とは
ケアマネージャーの見事なアイデアで、義母の心が動き出す
翌週、お義母さんを訪ねたところ「これ、頂いたのよ」と見せてくれたのは、「ヘアカット&シャンプー無料券(カットモデル)」と書かれた用紙。予想通り『無料』という点が刺さったようで、「せっかくだから行ってみようかしら~」とうれしそうでした(ケアマネさん、無料券の作成までありがとうございます〈涙〉)。
幸い、お義母さんは(美容院の名前が書かれていない)無料券にツッコミを入れることもなく、「いつごろ行くの?」と何だか楽しそう。懸念していたヘアカットも、おそらくケアマネさんの説明が上手かったのか、ご機嫌で「美容師さんの役に立つんでしょ? 少しだけなら、いいわよ」と受け入れてくれたのです!
しかしいざ冷静になってみると、この無料券を使える美容院は、まだどこにも存在せず……。認知症の影響で、シャンプーやヘアカットがスムーズに行くとも限らないため、「高齢者の対応に慣れているところ」は必須条件です。そして何より、この『嘘』(無料券・カットモデル)に付き合ってもらわなければ!
そう考えるといろいろ不安になってきましたが、お義母さんの気持ちが変わらないうちに作戦を進めたいところ。そこでさっそく、翌日から美容院探しが始まるのですが……。この続きは、また次回お話ししたいと思います。
この記事は
ライター
小林真由美
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