#73 闇をかかえる独女、ついに恋愛ができるのか?【40代編集長の婚活記】

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結婚できない40代独女は、なぜ恋人さえも8年以上できないのか? OTONA SALONE編集長・アサミ(45歳)は婚活をスタートしてから1年5カ月が経とうとしているが、相変わらず恋人さえもできないまま。その原因を自己分析してみると、過去の恋愛による「男性不信」が大きいようで……。これは40代独女のリアル婚活ドキュメントである。

 

気になる男性が「独身」とわかって

ときは遡って、編集長アサミ38歳のとき(ちなみに当時は副編集長)。仕事で偶然出会ったクリエイターさん(当時40歳)と連絡を取っているうちに彼のことを「知識が豊富で面白い人だな」と感じはじめていた。

とはいえ、クリエイターさんも齢40。フツウに考えて既婚者であろう。そう思っていたが、二人で飲みに行ったときに彼が「一人暮らし」「奥さんも子供もいない」と発言。SNSをチェックしても、独身と書いてある。しかも、帰りのタクシーで「また誘ってもいい?」と聞かれ……。

 

アラフォー独女、久しぶりに恋をする?

久しぶりに男性を好きになれるかもしれない。

話題が豊富で、仕事ができて、書く文章が面白くて、私にも仕事のアドバイスをくれる。あくまでも「尊敬」の気持ちだったのが、クリエイターさんの言動によって「恋愛」の気持ちに変わろうとしていた。

前の恋人に、なんの理由説明もなく身勝手にフラれてから約1年半。「もう恋愛なんてしない」と思っていたアラフォー独女の心が、恋愛に前向きになりつつあった。

 

それでも独女は慎重を期す

でもまだ、クリエイターさんのことをよく知らない。本人とのコミュニケーションからしか、情報は得られていない。

もっと彼のことを知りたい。

好奇心旺盛な編集者魂というべきか、もともと好きなものはディープに調べるオタク気質べきか。共通の知り合いがいるのではないかと思い、二十年来の親友Hに連絡をとった。

というのは、クリエイターさんとHさんは同じ大学出身。学部も年齢も違えど、サークル関連でつながっている可能性もある。しかも親友Hは社交的で顔が広い。

アサミ「ちょっと気になる人ができてさ。もしかしたらHちゃんの知り合いかもと思って」

親友H「誰? どういう人?」

アサミ「クリエイターさんっていうんだけど、Hちゃんと同じ大学。学部は〇〇。たぶん学年で2つ上」

親友H「知らないなぁ」

アサミ「そっか。人数多いもんね。サークルで近いとこにいたかなと思って」

親友H「でも、誰か知ってる人いるかもしれない。大学のときの友達に聞いてみるね」

アサミ「ありがとう」

親友H「なに、その人といい感じなの?」

アサミ「うーん、よくわかんないんだけど、このあいだ一緒に飲みに行って。楽しかったし、一人暮らししてるって言ってたから……。ホントに結婚してないのかとか、もうちょっとよく知りたくて」

親友H「いいねー。そういう話を聞くの、久しぶりだね。わかった。なんかわかったら連絡するよ」

 

それもこれも「男性不信」ゆえ

知りたかったのは、クリエイターさんが本当に独身なのかどうか、だった。「一人暮らし」発言をしていたし、奥さんや子供についても「いませんよ」と言っていたけれど。

すでに過去3つの事件を中心に根深い「男性不信」をかかえていた身としては、いくらステキな人だと思っても、恋愛に発展するには慎重にならざるを得ない。

クリエイターさんを疑っているわけじゃないけれど、念のため確認をしたかった。ステキな人だからこそ、なんで独身なのかを知りたかった。バツイチ、なのかもしれないし。

 

クリエイターさんを知る人が⁉

親友Hから連絡があったのは、1週間も経たないころだった。

親友H「いたよ、クリエイターさんのこと知ってる友達!」

アサミ「え!ホント⁉ すごい。Hちゃんさすが顔広いね」

親友H「サークルの友達がクリエイターさんと同じゼミだった。ゼミの先輩なんだって」

アサミ「すごい近いじゃん」

親友H「でね、結婚してるかどうか聞いたの」

アサミ「うん」

親友H「思いっきり結婚してたよ。子供もいるって」

アサミ「ホントに⁉」

親友H「うん。離婚もしてない。ファミリーで△△△あたりに住んでるってさ」

アサミ「……やっぱりなぁ。ま、そうだよね」

親友H「クリエイターさん、ウソついてたってことだよね」

アサミ「まぁ、そういうことだよね」

親友H「大丈夫? ホント失礼だよね!」

アサミ「うん……。ありがとう。いろいろ調べてくれて」

そう言って、電話を切った。

 

やっぱり、そういうオチだよね

クリエイターさんは、既婚者だった……。

ステキな人だな、好きになりそうかもという気持ちが、一気に醒めていった。一人暮らしで独身というのは、ウソだった。

そりゃあ、あれだけ魅力のある男性なら、周りがほおっておかないだろう。それは仕方のないことだ。問題は、ウソをついていたということ。なんか、ズルい。ステキな人だと思っていただけに、ガッカリだ。

もともと持っていた「男性不信」が、今回の事件でいっそう強くなった。

男は浮気する。

男は女を見た目で判断する。

男は身勝手。

過去の恋愛経験で得たこの3つの教訓に、新たな教訓が追加された。

男はウソをつく。

やっぱり男性なんて信用できない。恋愛なんて精神衛生上よろしくない。私のものすごく根深い「男性不信」はこうやって形成されていった。

 

【4つの事件で形成された男性不信という闇。この闇を払拭することはできるのか? 続きはコチラ】

#74 ぼっちな40代独女が、婚活で得られたもの【40代編集長の婚活記】

【前回はコチラ】

#72 モテない40代独女、ついに気になる男性に誘われて……!【40代編集長の婚活記】

【一気読みならコチラ】

40代編集長の婚活記まとめ #1~#71

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OTONA SALONE編集長・婚活コラムニスト

浅見悦子

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