たるみを“中から整える”方法とは?更年期世代のためのインナーケア入門

2.漢方薬を飲む

漢方薬は自然由来の生薬がからだの内側から働きかけ、たるみの一因となる加齢や乾燥の改善を目指します。対策として、「肌の新陳代謝を高めてダメージを回復する」「血行を改善して肌に栄養を与える」「水分の循環をよくして肌に潤いを与える」「ホルモンバランスの乱れを整える」などの働きのある漢方薬を選びます。毎日欠かさずケアをするのは大変という方でも、漢方薬なら症状や体質に合うものを飲むだけなので、手軽に続けやすいのも魅力です。

 

<おすすめの漢方薬>

・桂枝茯苓丸料加薏苡仁(けいしぶくりょうがんりょうかよくいにん)
血行を改善して肌に栄養を行き渡らせるとともに、肌の水分代謝を促します。
のぼせるのに手足の末端の冷えを感じる方に。

・当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)
血液の巡りをよくし、水分代謝を促すことでホルモンの乱れを整えるとともに、むくみや冷えなども改善します。
冷え症で貧血傾向の方に。
漢方薬は体質に合うものを選ばなければ、効果を感じられないだけでなく、場合によっては副作用が生じることもあります。
どの漢方薬が自分に向いているのか見極めるためには、漢方に詳しいプロの力を借りましょう。
「あんしん漢方」の「オンライン個別相談」のようなサービスを利用すれば、自宅にいながらスマホで漢方のプロに気軽に悩みを話せます。
漢方薬はお手頃価格で自宅に郵送されるので、忙しい方も利用しやすいサービスです。
●あんしん漢方:https://www.kamposupport.com/anshin1.0/lp/

 

ブルドック顔を予防して美しいフェイスラインに

Photo:O-DAN

更年期のブルドック顔には、加齢やホルモンバランスの乱れ、生活習慣など、さまざまな原因があります。
顔のたるみを予防するには、外側と内側の両方からのケアが重要です。
内側からのケアには、毎日飲むだけのサプリメントや漢方薬などもうまく取り入れて、ぜひ今日からブルドック顔の対策を始めましょう。

<<本記事の前編:放っておくと「ブルドッグ顔」一直線!更年期に“急加速する顔たるみ”を止めるプロの処方箋

 

<この記事の監修者>

あんしん漢方 ライター
円山 真由佳(えんやま まゆか)

医薬品登録販売者。ドラッグストアでの医薬品・化粧品販売を経て、市販薬の使い分け方を広めるべく執筆・情報発信を行う。美容薬学・アロマテラピーの資格を保持し、インナーケアや女性の不調ケアにも精通している。

表面的な悩みの奥にある潜在的な悩みをくみとり、対症療法ではなく根本改善を目的としたアドバイスを得意とする。

症状・体質に合ったパーソナルな漢方をスマホひとつで相談、症状緩和と根本改善を目指すオンラインAI漢方「あんしん漢方」でもサポートを行っている。


一般社団法人日本サプリメント協会理事長
後藤 典子(ごとう のりこ)

同志社大学文学部を卒業後、編集プロダクションを経て、医療・健康ジャーナリストに。
Youtubeチャンネルで健康リテラシー向上のための情報を発信している。
2023年よりSフードプロジェクトのリーダーとして、機能性表示食品ののぞましい発展を支援する活動をしている。

●Sフードプロジェクト:https://s-food.net/

 

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