今の生活が「しんどい」なら「命の前借り」をしている証拠。知らずに「疲れを溜めてしまう」生活習慣とは【医師監修】

仕事、睡眠、入浴、日常生活のちょっとした配慮で、「疲れない体に」。更年期からでもパフォーマンスは上がる!

ミトコンドリアを活性化し、コルチゾールを無駄遣いしないためには、日常生活での注意点がいくつかあります。

 

1、デスクワークの人は定期的な軽い運動でコルチゾールを節約

仕事中のポイントは、スムーズな体の巡りを目指すこと。デスクワークが多い人は、体がこわばってしまい、血流やリンパの流れが滞り、その流れをスムーズにするためにコルチゾールが使われがちです。コルチゾールの無駄使いを減らすためにも、軽い運動で滞っているところを流してあげましょう。深呼吸しながらのスクワットや、首のリンパ流しなどが手軽です。

 

2、夜はリラックスして副交感神経を優位に

また、睡眠の質を高めることも意識してください。大切なのは、副交感神経を優位にすること。コルチゾールは通常朝に作られますが、そのときは交感神経が優位になっています。コルチゾールをしっかりと産生させるためには、夜はリラックスして交感神経をオフにするといった、メリハリをつけることが必要です。

 

3、毎晩入浴を。半身浴で長めに、炭酸マグネシウムの入浴剤がおすすめ

質の高い睡眠には、入浴も欠かせません。リラックス効果を生み、副交感神経を優位にしてくれます。半身浴で長めに浸かるのがポイントで、炭酸マグネシウムの入浴剤を使うと、血行と新陳代謝の促進につながりオススメです。また、私は寝る前にアミノ酸もとっています。睡眠の質を高めるのが「グリシン」や「トリプトファン」で、副交感神経が優位な状態を維持することに役立ち、より良い睡眠で血糖値の上昇を抑えることも期待できるでしょう。

 

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【監修】

山本メディカルセンター院長 齋藤真理子先生

日本形成外科学会専門医・医学博士・分子栄養学認定医。昭和大学医学部大学院卒業。2010年に山本メディカルセンターに入職。皮膚科・形成外科を立ち上げる。2016年4月山本メディカルセンター2代目院長に就任。

 

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