貯金「永遠のゼロ」から脱出するための3ステップとは

 

年が明けて今年こそ貯金したい!と思っている人も多いのではないでしょうか?現金を使わずにクレジットカードや電子マネーで生活していると「お金を使っている」感覚が薄れてしまいがちです。貯金が「永遠のゼロ」から脱出するための3ステップをご紹介しましょう。

1・自分の資産を確認

①まずはプラスの財産を確認

自分がどれくらいの資産があるかの現実を確認しましょう。通帳が何冊もある場合は、すべて記帳して残高を確認します。車やマンションを購入した場合は、売却したらいくらになるかが「今」の自分の資産価値となります。

忘れがちなものが保険です。今解約したらいくらになるか確認しましょう。また投資信託・確定拠出年金など運用系のものは購入した金額ではなく今の価格はいくらかを確認します。

 

②マイナスの財産(負債)を確認

車や住宅ローン、カードローンやリボ払い、奨学金の残高など返済義務のあるものの残高も確認しましょう。

 

③①-②が自分の純粋な資産(純資産)

いくら貯金が多くても、ローンが沢山残っているようなら純粋な自分の資産は少ないといえるのです。プラスとマイナスの資産を把握して自分の資産状況を確認してみましょう。

 

2・収入・支出を把握する

FPとしてマネー相談を受け、貯金が「永遠のゼロ」の人に共通するのが毎月お金をいくらもらって、いくら使っているか把握していないということです。

収入は、給与明細をしっかり確認しましょう。振込額しか見ていない人は要注意。自分のお給料から何にいくら引かれて手取りがこの金額になっているか確認してみてください。厚生年金や所得税・住民税の負担額に驚くはずです。老後資金をiDeCo(個人型確定拠出年金)で準備すれば所得税・住民税が少なくなるので効率よくためることもできます。自分にあったマネープランをたてられるので収入とその控除額はしっかり把握しておきましょう。

また、支出面では家賃は覚えているけれどその他がよくわからない人が多いのです。ひとむかし前は、公共料金や電気代は一行ずつ通帳に引き落とし金額が載っていたので記帳すればおおよその固定費は把握できました。

しかし現在は通信費も電気代・水道代も食費もレジャー費もすべてクレジットカード払いできるようになり一括請求されるようになりました。確かにクレジットカード払いにするとポイントが貯まるメリットがありますが、支払い明細を郵便物ではなくメールで確認する設定にすると何にいくら使ったかの確認をしにくくなり、支出の内訳を把握しにくくなってしまうのです。

クレジットカードの支払い明細をしっかり見て、毎月の固定費(電話代、電気代、保険料など毎月決まって出ていくお金)、流動費(食費・レジャー・交際費などやりくりできるお金)を何にいくら使っているか把握しましょう。

おおよその支出が把握できたら、大手キャリアから格安スマホへの切り替え、保険の見直しなど固定費の見直しも挑戦して支出のリストラもしていきましょう。

 

3・貯金の目標をたてる

自分の資産と収入の支出のバランスを確認できたら、貯金の目標をたててみましょう。手取の15~20%が貯金の理想割合と言われていますが、自分のやりくり収支がとんとんであれば理想どおりにはいかないでしょう。できる範囲で手取の10%以上を目安に貯金できるようにしていきましょう。この目安が難しいならステップ2に戻り支出の見直しを再度徹底しましょう。

あまり張り切って無理な貯金をすると途中で断念したり、ストレスがたまって散財しかねません。現実から目を背けず、できる範囲でコツコツと貯金して今年こそ「永遠のゼロ」から卒業しましょう。

 

 

 

稲村優貴子 ファイナンシャルプランナー(CFPR)、心理カウンセラー
大手損害保険会社に事務職で入社後、お客様に直接会って人生にかかわるお金のサポートをする仕事がしたいとの想いから2002年にFP資格を取得し、独立。現在FP For You代表として相談・講演・執筆業務を行い、テレビ・新聞・雑誌などのメディアでも活躍中。FP Cafe登録パートナー。

*公式ブログ 「FP優貴子のマネーライフ・エッセンス」

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