たった砂糖1gで0.02歳老化する!?「若返り」の秘密は食事にあり。「世界長寿サミット」から見えてきた老化予防のヒントとは【京都府立医科大学大学院教授が解説】

誰もが知りたい「生物学的年齢」。食生活や環境次第で、若返りができる!?

 

今や、「生物学的年齢が分かれば、若返ることも可能ではないか」という時代が来ています。生物学的年齢は食生活や環境などに左右されるので、例えば砂糖を1g摂ると生物学的には0.02歳老けるという研究が報告されています。つまり、糖類を控えめにした食生活にすることで、生物学的年齢が若返るかもしれないのです。そうなれば、自ずと健康寿命が長くなる可能性も期待できます。

 

世界では、血液検査やMRI画像などによって、各臓器の生物学的年齢を測定する研究が盛んに行われています。例えば心臓の生物学的年齢が老化していることが分かれば、「○年後には心臓疾患のリスクが高くなる」といった予測をすることが可能に。それが生物学的年齢の大きなメリットといえるでしょう。ちなみに私たちの研究では、老化には骨髄や腎臓が関与していることが明らかになっているので、さらに追究を深めたいと考えています。

 

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