認知症の義母が抱える「昼夜逆転」問題。解決の兆しが見えた、ヘルパーさんの見事なアイデアとは
義母の「薬は自分で飲める」からの変化! ヘルパーさんによる見事な声掛け
そして「朝の介助」が始まって数週間が経ち、お義母さんは最初の頃こそ「薬は自分で飲めるのに指示されて困る」と嫌悪感を示していましたが、そこは担当するヘルパーの方たちもプロ。少しずつ様子を見ながら距離を縮め、「薬の飲み方が上手だから見せてほしい」などと盛り上げてからは、すんなり応じるように! 今では良い関係性を築いてくれています。
毎朝、部屋にヘルパーの方が訪問するとなれば、朝は身なりを整えるはず→必然的に朝は決まった時間に起きる必要がある→夜寝るようになるのでは? という予想も的中し、「昼夜逆転」生活も改善。徐々に、規則正しい生活を送れるようになったお義母さん。生活リズムが安定したことで、さらにプラスの出来事が! 決まった時間に食堂に行くうちに、新しい友だちができたようなのです。聞けば食事中はいつも話に花が咲いていて、お義母さんのいるテーブルには笑いが絶えないのだとか。
「昔の出来事を最近のことのように話し、妄想が飛躍することもあるし、大丈夫だろうか……」と少々気になっていましたが、エントランスでお会いした方との会話を聞いてみると、これがまぁ、本当に楽しそうなのです。お互いに自分の話をして、相手の話は(恐らく)あまり聞いていない。でも、なぜかコミュニケーションは成立していて、最終的には笑顔。
どうやら今親しくしている方たちは、同じように認知症(軽度~中等度)の症状があるようなのですが、皆さん性格的にも明るく穏やかで、お義母さんが得意気にする妄想話(?)にも、「へぇ~そうなの? すごいねぇ~」と(聞いているか否かは別として)反応してくれます。
そのとき、お義母さんの口から先日の健康調査(実際は認定調査)の話が! さすがにこれは「何それ?」ってなりそうだよな、と少し不安に思いながら耳を傾けていると……。
▶認知症同士、何を話す?
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