認知症の義母が抱える「昼夜逆転」問題。解決の兆しが見えた、ヘルパーさんの見事なアイデアとは
「アレ? いい感じに噛み合ってる」義母と友人との会話
義母:「この間、役所のお偉いさんに頼まれてね、どうやら私がこの辺の代表に選ばれたみたいで、『健康かどうかチェックさせてください』って、足を上げたり片足で立ったり、いろいろやってみせたのよ」
友人:「へぇ~足を上げたの~? すごいねぇ~」
(「役所」「お偉いさん」「代表」とかのワードは完全にスルー。良かった……)
義母:「すごくないわよ~。でも、みんな驚いてたわ」
友人:「だって、たしか若い頃、体操選手だったんでしょ?」
(この「体操選手」は、お友だちの“発想力“によるもの……)
義母:「そうねぇ、まぁ、そんな時もあったかしら~。私、山登りが得意なのよ」
(「体操選手」は否定しないんだ……)
友人:「あれっ? 今日、デイサービスだったかな。もう、すぐ忘れちゃうからイヤになる(笑)」
(お互いに顔を見ながら、大笑い)
義母:「私ね、また近いうちに山に登ろうと思ってるのよ~」
(友人のデイサービスの話には一切触れず、自分の話を再開)
と、こんなふうに失礼ながら同じような症状、テンポの方とは良い感じにコミュニケーションが取れており、平和な時間が流れてる。何といっても、楽しそうなのがいい!
ところがそれから数週間後、久しぶりに地元の友人に電話したお義母さん。同じように“健康調査の自慢話”(役所の依頼で云々……)をしたところ、友人から「何それ?そんなの頼まれるわけ無いでしょ」と冷静にツッコミを入れられ、どうやら喧嘩してしまったよう。そして悲しいことに、そこから再び“カーテン閉め切り生活”が始まってしまうのですが……。この続きは、また次回お話ししたいと思います。
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この記事は
ライター
小林真由美
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