この人を選んだら、幸せになれますか?-38歳・清美の場合(3)-【40女の恋愛事情・story4】
その晩、私は同僚にメッセージを送った。
スノボに行けないと正直に書いた。
すぐに通話が来て、理由を尋ねられたので、
「気になる人ができたの」
と正直に打ち明けた。
不思議と胸が晴れ晴れとしてくる。
同僚には申し訳なかったけれど、これでよかったのだ。
本当に好きな誰かがいないのなら、誰と何度会っても、何も変わらない。
相手の収入よりも、もっと大切なことがある。
その人とずっとずっと一緒にいたくなるか、ということ。
年下くんは、私に大切なことを教えてくれた。
それだけで、私の大切な存在になりかけている。
生意気な年下くんに、メールを送ってみようと思う。
『いろんな人とは全部終わりました』
頭のいい彼のことだから、この1行だけで、伝わることだろう。
私はまた、彼に会いたい。
そして改めて彼を食事に誘おう。
彼は来てくれる気がする。
そして私たちの関係は、きっと進んでいく。
そうなるといいなと思っている。
■この人を選んだら、幸せになれますか?-38歳・清美の場合・完-【40女の恋愛事情・story4】/毎週火曜18時更新■
この記事は
作家&エッセイスト
内藤みか
スポンサーリンク
【注目の記事】
- 血糖値を上げすぎない、腸の善玉菌を増やす「身近なフルーツ」とは。でも、食べるタイミングを間違えないで!【科学研究所の博士が解説】
- 【6月19日金曜日19時~】「子どもが不登校になった親の気持ち、誰かと語り合いたい」。小説家・仙田学さんの「不登校ラジオ」始めます!
- バブルを経験した56歳女性が「田舎暮らしのほうが合うかも」と実感するようになった理由。東京と岡山の二拠点生活で気づいたこと
- 【ユニクロ】のイージーパンツで魅せる、こなれ感たっぷりな初夏のきれいめカジュアル【40代の毎日コーデ】
- 「お金のことを考えると離婚できない」高給取りの夫から25年間いじめ抜かれ、子どもたちは「パパはママに優しくないよね」と背中をさすってくれるけれど、先が見えなくて辛すぎる。どうすればいいの?【カウンセラーが見たモラハラ・リバイバル】
スポンサーリンク
スポンサーリンク

















