
面倒なのは最初だけ!ほったらかしでお金が貯まる方法、試しませんか?
2017年1月から個人型確定拠出年金(iDeCo イデコ)の対象者がぐーんと拡大し、加入できるようになった方も増えました。また、2018年1月から、払い込みの月などを選べるようになったため、より利用しやすくなりました。今回は、このiDeCo(イデコ)について解説します。
個人型確定拠出年金(iDeCo イデコ)は、「じぶん年金」
イデコは、国民年金や厚生年金と同じく年金ですが、この2つと異なる点は「自分で決めて、自分で運用する」という「じぶん年金」なのです。
簡単にいいますと、5000円から限度額の範囲ならば、自分で月々の金額を決めることができますし、自分で運用方法を決めることができるという年金なのです。
「イデコ」は会社員ならメリットいっぱい
イデコは、驚きの節税効果があります。月々5,000円を1年間拠出すると、合計6万円になります。この金額丸々「所得控除」になります。
「所得控除」という難しい言葉は、ざっくりいいますと、収入から引きますよ、ということです。ですので、住民税や所得税が20%の方は、このイデコをするだけで、6万円の20%である1万2000円が年末調整で返ってきます。
また、会社によっては天引きをしてくれるところもあります。天引きはお給料から自動的に引かれますし、口座から毎月決まった日に引き落とされるので、特に払い込む手間もありません。
そして、一度投資先を決めたら、毎月そこに投資してくれます。
私は2017年1月から20,000円づつ始めましたが、自動的に引き落とされ、合計24万円投資されていました。
やり方も最初がちょっと面倒なだけ
始める方法
・証券会社や銀行などを選ぶ(1か所のみです)
・書類を請求する
・書類を記載する(自分で)
・職場の担当者に記載してもらう
・提出する
というステップをふみます。
証券会社や銀行などを選ぶ
1か所しか選べませんので、慎重にいきましょう。後から変更できますが、手続きが面倒なので、おそらく変更しないと思います。そのため、できるだけ納得できるところを選びましょう。
選ぶポイントは口座管理手数料と扱っている金融商品(運用先)です。
口座管理手数料は各銀行などが設定できます。競争激化により、無料としているところも多くなってきています。メガバンクでは条件付ですがみずほ銀行が無料にしています。
この手数料を余分支払うと、せっかく運用で増えたのに、マイナスになることもあるからです。
そして、金融商品です。元本保証型からそうでないものと2パターンありますが、各金融機関でラインナップが異なります。
書類を請求する
金融機関を選んだら、そこでの手続きに従って、書類を請求しましょう。インターネット上ですと、入力したものが書類に印字されて、記入の手間が省けることもあります。
気になった金融機関のいくつかを請求して、見比べることもできます。
書類を記載する
書類が送られてきたら、必要事項を記載します。自分が毎月拠出する金額を決めることができます。また、毎月ではなくても、例えば年2回ボーナス時期に合わせることもできます。
ひとつ注意点としては、60歳までやめておろすことができません。ここだけ留意が必要です。金額は後から変えることができますので、無理のない金額で始めることがおすすめです。
職場の担当者に記載してもらう
会社勤めの方は、会社の担当者に記載してもらう欄があります。天引きかどうかも、ここで判明します。
郵送などで提出する
書類の記載が完了したら、提出します。あとは、手続き完了を待ちます。
投資先(運用方法)を選ぼう
手続きが完了したら、インターネットでログインして、投資先(運用方法)を決めます。複数選ぶことができ、どこにどれくらい(割合)を指示できます。
筆者の成果は?
ちなみに私は、日本株と先進国(主にアメリカ)株を50%づつで運用していますが、2017年末の結果はとてもよかったです。その後相場が荒れたので、これを執筆している時点では、0.3%。元本割れしていません。24万円の20%を計算すると、そもそも4万8,000円くらいは節税効果を受けています。結構大きいですよね。
面倒そう!どうにかして!という場合は、窓口へ
よく分からないかたは、実店舗があるイオン銀行(口座管理手数料無料)やみずほ銀行(条件付で口座管理手数料無料)の窓口でアドバイスをうけてみて考える、という方法がありますよ。
ぜひ始めてみてはいかがでしょうか。
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