銀行おすすめの商品にはウラがあるかも?ワナにはまる前にここをチェック!

知識武装で自分自身を守る!

 

では、私たちが本当にお金を増やすためにはどうしたらよいのでしょうか? それにはやっぱり、まず自分で知識を得るということが大切なのです。

 

例えば、金融機関に行くと必ずといってよいほどおすすめされる「投資信託」。投資信託は、「購入時」、「保有時」、「解約時」の3つの場面でコストが発生するのですが、中でも一番気をつけなければならないのが投資信託を保有している間、継続して発生するコストである「信託報酬」。信託報酬は、「年率1%」といった形で記載されています。

 

仮に毎月3万円を20年間投資信託で積み立てるとします。A投資信託とB投資信託の利回りがどちらも5%と同じで、かつA投資信託の信託報酬が1%、B投資信託の信託報酬が2%の場合、20年後には、A投資信託は、約1104万円、B投資信託は、約987万円となり、約117万円も差がついてしまいます。

 

この信託報酬というコストは、投資信託を販売する「販売会社」、投資信託を運用する「運用会社」、みなさんのお金を管理する「管理会社」の3つの会社でシェアします。つまり、信託報酬が高いほど、金融機関にとっては儲かるということです。

 

いかがですか? こう考えると、これから金融機関でオススメされた商品をその場で即決!なんてことはなくなるでしょう。自分自信を守るためにもお金の入門書や初心者向けマネーセミナーなどで知識を身につけることが大切ですよ。

1 2 3

スポンサーリンク