#98 どうする?「ただの友達」から告白されたら【40代編集長の婚活記】
46歳・未婚・独身、婚活歴1年10カ月のOTONA SALONE編集長アサミ。婚活パーティや婚活アプリ、紹介でのデートを重ねたものの、恋人ができないまま玉砕する日々。
しかし、新たな出会いを求めて立ち寄った新宿のバーで、かつて仲良くしていたカメラマンのロンドンくんと再会。お互いの恋愛事情を話すうちに、もしかして……な状況に!? これは40代独女の「実名+顔出し」で書いている、リアル婚活ドキュメントである。
心に刺さった彼の言葉
さっきから心の片隅で引っかかっていた言葉がある。ロンドン「恋愛は“する”ものじゃない。“落ちちゃう”もの。Fall in Love、っていうでしょ。好きになろうと努力して始まるんじゃない」
ドキッとした。そう考えると、私は恋に落ちたことはなかった。
お付き合いした人は、相手から好意を伝えられて「ありがたい」と思って付き合ったパターンばかり。私がまったく好意を持っていなかったわけじゃないけれど……好きになってくれたから好きになったというのは否めない。少なからず努力……したのかもしれない。
初恋でさえ「努力」で始まる
そもそも私の場合、初恋の始まりからしてこんな状況だった。
実際の恋愛に関していえば「〇〇さんが好き」と初めて公言した=初恋(?)は中1のときで、相手は2歳年上の先輩だった。しかし、それは同級生の女の子たちがみんな「中3の〇〇先輩が好き」と言い始めたから。
休み時間や放課後、先輩が通りかかるときにキャーキャー盛り上がっていた。そのとき私には対象がいなかったので、一緒にキャーキャーしてみたくなり、誰か好きな人を作ることにした。
(中略)数人、別の小学校からきた人達がいて、その数少ない中から一番カッコよさそうな雰囲気だった人……T先輩を「好きな人」にすることにした。
まったくもって、恋に“落ちて”いない。考えて好きになっている(笑)。
みんなとキャーキャー盛り上がりたいから、なんとかして好きな人を作ったって……初恋って言っていいんだろうか(苦笑)。ま、これはこれで楽しかったけれど。
スポンサーリンク