#107 婚活2年でわかった「結婚相手に求める条件」【40代編集長の婚活記】
過去の婚活で会った男性って?
確かその人と会ったのは今から約2年前。初めての婚活パーティに参加したときだ。その人の仮の名は……50代の男性、年長さん。
【40代編集長の婚活記#12】40代独女初めての婚活パーティ後編 の回でふれた男性だ。
とにかくよくお話する男性で、特徴的な声をしていた。というのも青果店を営んでいて、毎日仕入れ先の市場や店頭で声を出しているからか、低音のしゃがれ声でものすごく声量があったのだ。
背がとても高く、日焼けした肌、角刈りの短髪という、外見も特徴的だったので、たった1度しか会っていないにもかかわらず、記憶していた。
年長さんも驚きの表情
2年前の婚活パーティでは、相棒の銀ブチさんという男性とひたすらしゃべりまくっていた年長さん。びっくりした顔をしていたけれど、彼も私を覚えている……?年長さん「あの、どうかしましたか?」
低音のしゃがれ声でそう言った。
アサミ「以前にお会いしたこと、ありますよね?」
恐る恐る尋ねた。
年長さん「あれ、そう? いつ? どこで?」
もしかして年長さんは私のことを覚えてない?
アサミ「2年くらい前に、確か婚活パーティで……」
私は彼を覚えていたけれど
背格好も一緒だし、声も似ているし、人違いではないと思う。年長さん「あぁ、そう! ごめん。オレちょっと覚えてなくて」
アサミ「いえ、いいんです。年長さんは個性的で目立つかただったので」
年長さん「その婚活パーティの後も連絡とか取った?」
アサミ「いえ、何にも。なので勝手に覚えていただけです」
年長さん「あ、そう! オレね、いろんな婚活パーティに参加してるし、年だから記憶力も衰えてて。2年も前のことなんてすっかり忘れちまってね」
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