#107 婚活2年でわかった「結婚相手に求める条件」【40代編集長の婚活記】
再会した年長さんと婚活トーク
年長さん「じゃ、改めて。年長です。青果店をやってます。55歳でバツイチです」
アサミ「私はアサミです。46歳、未婚。出版社に勤めています」
お互いのプロフィールカードを交換して、会話を始めた。
年長さん「前に会ったときは話したのかなぁ、オレが結婚相手に一番求めていること」
アサミ「たぶん……聞いてないと思います。確かそのときは婚活パーティで仲良くなった男性とコンビ芸のようにボケとツッコミのような感じでしたから」
年長さん「あー2年前じゃ、オレ婚活を始めたばっかりだな。あのときは何したらいいかわかんなくてね、オレばっかしゃべってたわ」
アサミ「そうだったんですね。それで、一番求めていることって何ですか?」
年長さんが結婚相手に「一番求める条件」
年長さん「ひとことで言えばさ、オレの仕事を一緒に手伝ってくれる人よ」
なるほど、青果店の経営をサポートしてほしいということか。
アサミ「お店を手伝うってことですか」
年長さん「そうね。まぁだから、いまやっているお仕事を辞めて、ウチに入ってくれるかどうかなんだよ」
アサミ「なるほど……」
年長さん「どうなの、その辺は?」
編集の仕事を辞めて青果店で働く……。一瞬考えたけれど、答えはすぐ出た。
アサミ「私はいまの仕事を続けたいです」
年長さん「だよね~。そう言うと思ったよ」
アサミ「すみません」
年長さん「仕方ないよ、面白そうな仕事じゃない」
「婚活の対象」と思わずにトーク
その後、年長さんとはお互いを探るような質問はしなかった。今までの婚活で感じたこと、今日の個室婚活の感触などを話した。まるで婚活仲間の情報交換のように。
お互いを「婚活の対象」と思わずに話したからか、とても自然に楽しく話せた。婚活に参加する男性心理についてもいろいろ教えてくれた。年長さんの話は、勉強になることが多かった。
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