岩井志麻子 女50代「私の更年期」について考えてみる

四十になる前にガツンと重いのが来た人もいれば、軽めのが閉経したときの五十くらいで来たかな、とか。

閉経間際の四十代後半でかなり長引いて苦しかった、などなど。

更年期とは、年齢も症状も本当に人それぞれのようだ。

 

更年期は一体いつ頃から言われ始めたのか

私のように、五十代半ばになっても何もない人もいる。

これはもう、健康に気を使っているとか特別な療法をしているとか、全然ない。

ただもう、そういう体質なだけ。だからうらやましがられるが歳は取っているわけで、疲れは長引くしダイエットしても代謝の悪さで痩せないし、白髪もばりばり、デコ皺もすごい。

絶対、若くは見えない。

 

しかし、更年期っていつ頃からいわれ始めたのだろう。

今でこそ世界一の長寿を誇る日本人も、乳幼児の死亡率が高かったのもあるが、江戸時代以前は平均寿命が三十代よ。

平安時代の長寿の祝いは、四十歳。当時は数え年だから、つまり三十八、九で老人扱い。

平均寿命が五十代を超えたのは、実に昭和二十年代だ。

 

昔話と更年期は関係している?

昔は、更年期を迎える女そのものが少なかったわけね。

今なら更年期障害とされる症状は、老化として一括されていた。

まあ、今でも老化の一種であるのは間違いないが。

それでふと思うのは、昔話に出てくるおばあさんって、もしかしたら実は四十代だったのでは、ということ。

 

昔話が生まれた時代って、七十まで生きた人は滅多にいないもの。

わが故郷に伝わる桃太郎伝説も、おばあさんが川で洗濯してたら桃が流れてきて、そこから桃太郎が生まれたとなっているけど、高齢出産で産んだのを恥ずかしがってごまかした説もある。

そうだよ、四十代半ばとしたら充分に産めるって。

 

更年期の賜物は、昔話のばあさんへの感情移入?

舌切り雀のおばあさんも、雀への八つ当たりぶり、じいさんに対するいらいら不安定さ、宝物を狙いに行く妙な執念、もしかしたら五十くらいで更年期だったのか。

鬼太郎でもおなじみの、砂かけ婆。

彼女は特にひどいことはしない妖怪で、「自分の老いを恥じて物陰に隠れ、ときおり人に砂を投げつけていた」なんて、もろにある種の更年期障害の、不安定な心情の女性を想起させる。

若いとき、子どものときは昔話のばあさんなんか強く感情移入しなかった。

今の私のこのしみじみとした彼女らへの共感ぶりはもしかしたら、更年期の賜物なのだろうか。

スポンサーリンク

気になる「閉経」の平均年齢は? 生理はいつまであるの?40代が知っておきたい更年期

来るはずの生理が急に飛んだり、自分だけ急に暑いと感じたり。20代のころは「たまたまでしょ」で片づけていた体調の変化も年齢を重ねるにつれ「いよいよ更年期!?」と不安…

偏頭痛やだるさは自律神経の乱れ!不調を整える3つの方法

忙しい年末年始です。仕上げなくてはならない大量の仕事を尻目に、「なんだか体調が良くないかも……」。偏頭痛がする、体がだるい、なんかイライラする……。それは、自律神経…

【おひとりさま】 なぜか40代独身がすすめられる、幸せのための15のこと 【あるある】

世間というものは40代未婚のおひとりさまの行く末を心配してくださるのか、いろいろなものをすすめられます。独女の幸せを考えて、親族から、友人から、知人から、先輩から…

40代女性のダイエット。平均体重より気にすべき値「90」のこと知ってる?

40代に入ると、急激に「太ももの上」から「胸の下」に脂肪がつきませんか? しかも、何をしても落ちません。毎日体重計に乗り、一定の体重の範囲を保っているはずでも、体…

老けたくない40代は今すぐコレをやめて!5つの悪習慣

ご自分がついついやっている「老ける習慣」を考えてみたこと、ありますか? 意外と無意識にやってしまうもの、ついやってしまうものなどありますよね。さて、あなたはいく…

閉経の平均年齢は?月経はどんなふうに減っていきますか?【医師に聞く#1】

40代女性がひそかに悩む身体のこと。さまざまな分野に関して、医師に教えてもらいます。さて、アンケートでも特に目立つのが「更年期」についての悩み事。更年期に出てくる…

1位豆腐・2位レバー・3位は?更年期な40代女性はこれを食べるべし

まだ早い? それとも自覚がある? 40代なら視野に入ってくる更年期。今回は、いま摂るべき栄養素をご紹介します。もう知っているものもあれば、これがおすすめなの?とい…

40代未産女性は危険がいっぱい!リスクが高い病気リスト<子宮編>

子どもを産んだ人、産んでいない人。女性は二通りのどちらかになりますが、近年は子どもを産んでいない女性が増えてきました。1986年に男女雇用機会均等法が施行され、女性…

40代の下半身をすっきり細める!脂肪燃焼のコツを伝授

なかなかサイズが落ちないのは頑固なセルライトが要因かも。お尻から太もも、ふくらはぎにかけてサイズダウンを目指すなら、運動や筋トレよりもまずは脂肪燃焼(温活)がお…

「体が冷える」生理中。この3つの対策を試してみて!

おなか周りが冷えると、子宮や卵巣への血流が悪くなり、女性ホルモンのバランスが崩れて、さまざまな不調が現れます。とくに生理中は体が冷えやすいので、気をつけましょう…

岩井志麻子 「元カレが忘れられない」女性たちの心理とは

ホリプロにお世話になる前はフリーで、押しかけの素人マネージャーを雇っていた私。とにかくサザエさんのような、おっちょこちょいのドジオバサン。だからホリプロのプロのマネージャーがついてくれたとき、あまりに…

岩井志麻子 グレイヘア?オバサン?「白髪ケア+α」で女は4つに分類される

いわゆる美魔女と呼ばれる女性達よりも圧倒され畏怖してしまうのが、シルバーヘアあるいはグレイヘアと呼ばれる、白髪をそのままにしている女性達だ。そう、なぜか呼び名は白髪ではなくシルバーかグレイなのね。美魔…

岩井志麻子「オバサン」と言われる女「お姉さん」と言われる女の違いとは?

新元号・令和が明日から始まるというのに、平成どころか昭和の話をしてしまうけど。私が子どもの頃は、オバサンと呼ばれたくない、と悩む熟年女性、主張する妙齢女性はあんまり身の周りにいなかった気がする。30代か…

岩井志麻子 「セクシーな女」と「エロい女」との違いとは?

有名無名、金持ち貧乏、イケメンブサメン、モテるモテない、いろんなものを問わず、「薄幸そうな女、可哀想な雰囲気、貧乏臭い女はエロい」という男達は多い。日本を含む、稲作アジア圏ではかなりの勢力だ。セクシー…

岩井志麻子 なんだか「老後が不安」と感じている40代へ

通院や薬が必要なほどではなかったが、十年くらい前に妙な不安感に常に覆われ、夜眠るのが怖かった時期がある。このまま目が覚めずに死ぬんじゃないか、と。別に持病もなく、心配事も細かいことをいちいち挙げればき…

岩井志麻子 なぜ「不倫した女の末路」は話題になるのか?

既婚の人と恋愛関係になり、相手を離婚させてしまった、という話はよく聞く。その相手と結婚する場合もあれば、自分もその相手と別れて別の人とくっつく結果もある。芸能人の不倫を叩く、いまの風潮いわゆる略奪婚に…

岩井志麻子 他人を「ブス」と言う人は。~女とコンプレックスの話~

コンプレックスって、わかりやすいものとわかりにくいものとがある。でもそのわかりやすさって、本人ではなく第三者から見ての憶測だったりもする。第三者には分からないもの太めをコンプレックスにしているかと思っ…

岩井志麻子 男女の別れは醜い?美しい? 私が離婚したときのこと

私がやってる唯一のスポーツは射撃で、つまり猟銃を所持している。最初に所持許可をもらうのもなかなか大変なんだけど、三年に一度の更新ってのもかなり手続きが煩雑。モノがモノだけに、所轄の警察署から関係者に聞…

岩井志麻子 実は顔の造作じゃなかった。「美人とブス」を決めるもの。

「超のつく美人よ」「腰が抜けるほど可愛い」なんてあらかじめ聞かされてから本人に会うと、確かに美女には違いないけど、おのれを棚に上げまくって「そこまでいうほどか」「このくらいなら、ちょっとした会社の受付…

岩井志麻子 「今年こそ結婚したい」と願う婚活女子たちへ。必読のバイブル書とは

あちこちで話題の我らが浅見悦子編集長の婚活体験をまとめた『40代ご無沙汰女子の、ざんねんな婚活』は、すべての婚活女子のバイブルとなるべき書である。なんたって浅見編集長は一回りくらい若く見られる可愛らしい…

スポンサーリンク

スポンサーリンク

LIFEに関する最新記事