#109 ご無沙汰な独女が「個室婚活でマッチング」した相手とは?【40代編集長の婚活記】

2018.09.05 LOVE

選んだもう1人の男性は

もう1人は年長さん。青果店を経営している55歳、バツイチの男性。実は2年前の婚活パーティで会っていたけれど、そのときはそれっきりだった。

年長さんは、仕事をやめて家業を手伝ってくれる女性を求めていた。私は仕事をやめる気はないと伝えた。そうとわかった瞬間に、お互いを婚活相手と思わなくなり、まるで友達のように気楽に話をした。

でも、それでよくわかった。私は、気楽に話せる男性が好き、ということが。

いまは仕事をやめる気はないけど、もしかしたらいつかはそう思うときが来るかもしれない。だから、「家庭に入ってほしい」年長さんのことも、ナシじゃないんだって。

 

いわゆる「条件」で結婚相手を選べない

職業とか年齢とか身長とか、結婚歴がどうだとか、年収がなんだとか……。いわゆるプロフィール的な条件で私は結婚相手を決められないんだな。

話をしてみて「尊敬できるな」「穏やかだな」「気楽だな」と思える人が好きなんだ。条件じゃない。有り体に言えば、フィーリング。

 

そういえば以前、作家の岩井志麻子先生との対談で結婚観について話をした。そのとき志麻子先生に言われたのがこの言葉だった。

岩井「1人の男に全部求めちゃダメなんです。一点でも希望を満たしてくれたらそれでいい。一点突破ですよ!」

 

私にとっての一点突破は?

これは確か1年前。当時の私は志麻子先生にこんなことを言っていた。

浅見「私の場合、そもそもどういう人がいい男なのかもわかんないです(苦笑)」

 

1年前もすでに婚活をしていたけれど、実はどんな相手がタイプなのか、志麻子先生のいう“一点突破”の一点さえわからなかった(ただし、こういうのはイヤというのはあった)。だけど、今回の個室婚活で選ばなければいけない状況にきてやっとわかった。

私にとっての一点突破は「尊敬できて、穏やかで、気楽」だ! ……って、一点じゃなく三点もあるけど(苦笑)。

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