血糖値が10%ダウン、肝臓の数値も10%以上改善。エビデンスが証明するスーパー野菜「ブロッコリースプラウト」の実力とは【お茶の水女子大 食物栄養学科教授が解説】
スルフォラファンのスゴイ効果2▶糖尿病を改善する
糖尿病は、膵臓から出るインスリンというホルモンの分泌や働きが不足して、ブドウ糖の血中濃度が高くなり、高血糖状態が続く病気です。遺伝や肥満などが原因の一つとされています。高血糖状態が続くと糖化が進み、AGEが蓄積されます。AGEは強い毒性を持ち、老化促進の元凶とされる物質です。このAGEが増えると、血管の詰まりや機能障害を引き起こし、さまざまな合併症を招きます。
日本人の約4人に1人は糖尿病予備群といわれ、「知らないうちに予備群になっていた」という可能性はゼロではありません。日頃から、いかにAGEをため込まず、適正な血糖値を保てるかが健康のカギとなるのです。
そこで取り入れたいのが、ブロッコリースプラウトです。豊富に含まれるスルフォラファンが、血糖値のコントロールに効果的という研究結果が発表されています。
スルフォラファン摂取で血糖値が10%もダウンした!
2017年に発表された、スウェーデンのイェーテボリ大学の研究では、2型糖尿病患者約100名を、スルフォラファンを摂取するグループと摂取しないグループに分け、12週間にわたって比較。結果、スルフォラファンを摂取したグループでは、摂取していないグループに比べて空腹時血糖値が10%も低くなることが分かりました。
また、別の研究では、スルフォラファンによって酸化ストレスが減り、インスリンの効き目が高まることも報告されています。
▶肝臓ダメージも防ぐ
この記事は
ライター
内藤綾子
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