【40代編集長の婚活記#16】恋愛でモテない独女ほどアレが多い

2016.11.23 LOVE

メールの「♪」にイラッとする

Fear of failure

数日後、またメールがきた。

エリート「おはようございます。いい天気ですね♪ 食欲の秋、運動の秋…色々ありますが、土曜日ランチからにしませんか? orゴルフしてみる?」

なんでそういうお誘いになるかしら……。そもそも「お茶、お願いします」ってメールに書いてるのに。お茶orランチって誘いだったらわかるんだけど、なんでお茶がなくなってゴルフ? どんだけゴルフしたいんだ! それにまた「♪」だよ……。

婚活をアドバイスしてくださった先生からは、私の交際力が低いという性質上、あまり時間が長くならないお茶デートをおすすめされた。だから本当はお茶にしたいのだけれど、ランチもゴルフも断ってお茶にしようというのも、今さらめんどくさい。ま、ランチもたいして時間かからないからよしとしよう。

アサミ「ではランチにしましょう」

まずは結論から。そしてゴルフは遠慮したい理由をあとから加える。

アサミ「先日はほとんどお話してないので」

まずはお話しして、お互いをよく知ることからでしょう。

エリート「そうでしたね。気になってたけど対角線上で、ちょっと遠かったからね。では、ゆっくり話せそうなお店にしよう」

 

デートのお店の提案がきた

そしてまた数日後

エリート「ランチ、和食かまたは中華って気分なんですが、どっちが良いですか? それとも、どっちでもない? あと場所。赤坂にしない?」

正直、どこでもいいですよ……お店のジャンルは。でも場所はさ、フツー少し聞きません? 女性が住んでいるエリアから出やすいところとか、近いところにするとか。エリートさんはそれを聞かずにピンポイント赤坂。しかも彼の家から近いところでしょ、そこ。ウチからのほうが明らかに遠いし。そういうところ気を使ってくれない系なのね。またまたテンションが下がっていく私。

 

とりあえず任せてみる

でも、それに注意するのもめんどうなので

アサミ「どちらでも。任せます」

それから数分後、和食を予約したと連絡がきた。ゆっくり話せる個室を予約したそうな。うーん、ホントは個室じゃないほうがよかったな。よく知らない人と1:1の個室での会話、ちょっと疲れそう……。

初デートの日程は決まったが、エリートさんに対しては正直どんどんテンションが下がっている。メールのフランクな文体に下がり、デートの場所=自分の家の近所ということに下がり、ランチから個室というセレクトに下がり……。

また「めんどくさい」病が顔をだしてきた。でも行きますよ、予約してもらっちゃったし。予約したというお店をチェックすると行ったことないお店だし、わりと美味しそうだし。

アラフォーという年齢ともなると、モテないくせに相手への「注文」だけは多くなるようだ。言葉使いがよくない、デートの場所選びがよくない、気を使ってくれない……。年齢を重ねているだけあって、つまらん知識とこだわりだけは増えている。我ながらなんて扱いにくい女だ!

 

エリートさんとのデートの日

そしてついにデート当日、土曜日をむかえた。

何着て行こうかな。

婚活パーティのときは自分なりに「婚活コスプレ」をした。でもあれはちょっと頑張ったときの自分なので、今回は「素」の自分を見てもらったほうがいいかなと思った。いろんな方々に「デートは絶対スカート」とアドバイスされたが、通常モードで会いたかったので、ルーズなトップス×パンツで行くことにした。

もうすぐ出かけないと……というところで電話が鳴った。母だった。

めったにかかってこない母からの電話。その要件は?

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