更年期のメンタル不調はまず婦人科へ。どんな検査と治療が行われる?
産婦人科・婦人科で更年期世代がメンタルの不調を相談した時の「診察の流れ」
――産婦人科・婦人科でメンタルの不調を相談した時の、診察や検査の流れを教えてください
問診では、ホットフラッシュの有無や、生理の状況(生理の間隔や不順の有無など)を伺います。また、社会的なストレスがかかっていないかを把握するために、現在ご本人が置かれている状況などもお聞きします。
その上で、血液検査を行う流れになります。一般的に、女性ホルモン検査と甲状腺刺激ホルモン検査をセットで行うことが多いです。
――自分の「更年期症状」が、どれくらいまで進んでいるか、検査で確認することはできますか?
更年期症状の程度や背景は、医療機関での検査によってある程度把握することが可能です。気になる症状がある場合は、まずは主治医に相談してみるとよいでしょう。検査内容は医療機関によって異なりますが、複数の項目を組み合わせて総合的に状態を確認する「更年期ドック」のような検査を行っているところもあります。
一例として当院でも、ご希望の方には「更年期すこやかドック」をご用意しており、身長・体重・BMI・血圧といった基本測定に加え、SMI症状チェックシート、血液検査(女性ホルモンや甲状腺機能、血糖値、コレステロール、肝機能・腎機能など)、尿検査、骨密度測定などを組み合わせて、体の状態を多角的に確認します。この中で、SMI症状チェックシートは更年期にあらわれる不調の程度を簡単に数値化する指標となります。
こうした検査によって、「なんとなく不調」と感じていた状態が見える化されることで、その後の治療や日常生活での対策も立てやすくなります。気になる方は、主治医やお近くの医療機関に相談してみるとよいでしょう。
◆更年期が原因のメンタル不調では、どのような治療法が考えられる?
この記事は
ライター
星子
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