〔怒涛の中学受験〕偏差値より「セミの幼虫探し」ができる小学校生活を守った母の決断
「中学時点の偏差値なんて気にしません」とキッパリ
一般的には、私立中学に通わせるなら「少しでも偏差値の高い学校へ」と考えがちです。しかし、えみりさんはこう言い切ります。
「中学時点の偏差値なんて、私は気にしません。夫も同じです。もちろん、男子御三家に合格した近所のお子さんを見ると、知的好奇心にあふれたすてきな子だなと思います。だから多少の負け惜しみはあるかもしれません(笑)。でも、息子は息子なりに『好きなこと』を諦めず、その上でできる範囲の勉強をして、気に入った学校に進みました。今は、『英語の先生はキツい』とか『思ったより朝が早い』など文句も言いますが、友達もできて楽しそうです」
A君は希望していた理科部には入らず、個人的に「化石好きの理科教師」と交流しているそうです。そして友達に誘われ、吹奏楽部へ入部しました。
「それでも、おじいちゃんの化石を学校に寄贈できて鼻高々みたいです。これからどんな勉強をして、どんな友達を作って、どこの大学へ行くのか。それとも大学以外の道を選ぶのか。私には分かりません。もし私がもっと若い母親だったら、もう少し偏差値にこだわっていたかもしれません」
◆無理のない受験により、守れたこととは
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ライター
星子
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