2019年に「増やすこと・減らすこと」。平成最後の元旦に考える
もうひとつ、気をつけたい言葉
一方で、2018年は「ネガティブな言葉」についても考えさせられました。SNSが発達したことによって“ネット上での炎上”という事柄も増えてきました。私が関わっているWEBサイトでもちょっとした炎上を経験しました。
さまざまな炎上した案件をみてみると、たいていはネガティブな言葉に端を発していることに気づきました。少なくとも、ほめ言葉のようなポジティブな事柄ではありません。
それもやはり「言葉のチカラ」
もちろん、誰かをほめたり自信を持たせたりする意図があって、あえてネガティブな言葉だったり、シニカルな言葉が必要な場合もあります。ネガティブな言葉自体を否定しているわけではありません。
ただ、ネガティブな言葉もほめ言葉と同じように、いや、それ以上に「言葉のチカラ」を持っているものです。
ネガティブな言葉は、もともとは誰かに自信を持たせようと思ったものであっても、ときに誰かを傷つけたり、批判になったりします。その対象だと思った人のマイナスの感情は、ものすごく大きな負のパワーを生み出すことがあることを知っておかなくてはいけません。
マイナスの「言葉のチカラ」もある
さきほど、ほめ言葉は感情だけでなく、考えや行動すら変えるチカラがあると書きましたが、それはネガティブな言葉も同じこと。感情、考え、行動を変えるのです。
妬み、嫉み、僻み、恨み…負のパワーはものすごく大きいものです。もしかしたら、ほめられたパワーよりも大きいものかもしれません。
言葉は誤解を招くことも
また言葉はつねに、誤解を招くことがあります。言葉の捉え方は受け手によって違います。だから、もともとの意図とは違った解釈をしてしまう人も一定数いなくはないのです。ネガティブな言葉を発するときこそ、慎重に言葉を選ぶ必要があります。そして覚悟が必要でもあります。また、なにを持ってネガティブな言葉とするかも、判断はむずかしいところです。
言葉のチカラは大きいのです。発した本人の想像を超えることがあります。
だから、私自身は「ほめ言葉」を増やし、「ネガティブな言葉」は減らす。2019年はそんな目標を掲げていきたいと思います。
最後に、2018年にすごいパワーワードなほめ言葉と感じたひと言で締めたいと思います。
#ハズキルーペ大好き
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