戦地での傷には焼酎や尿、血止めには馬の糞!? 戦国時代のトンデモ治療と、参戦する戦国武将が庶民よりも長生きだった理由
戦場で傷を負ったらどうしていたの?
戦国時代と聞いて、武将や兵たちが刀で激しく斬り合う姿を思い浮かべる人が多いと思いますが、そんな時代ならではの医者も存在しました。かれらは金瘡医(きんそうい)と呼ばれ、刀傷や矢傷、鉄砲傷など戦場で負った傷を専門に治療していました。金瘡医は専門医といえども、治療法は荒々しいものばかりで、薬を与え、傷口を洗うくらい……。また、体に刺さった矢はやっとこで抜き、体内の弾丸は弾抜きで挟んで、抜いていました。
化学合成医薬品はなかったため、痛み止めには生姜がよく使用されていたほか、傷口に焼酎や人間の尿をかけることもありました。現代の医学では、傷口にこれらのものを使用することは認められていませんので、真似しないでくださいね。
さらに、戦場で敵の攻撃を受け、内臓が飛び出た場合は、内臓を体内に押し戻し、傷口を縫っていました。縫合が必要なければ、動物の皮や骨を煮て作った糊を塗った紙を貼っていました。血止めには、馬の糞が効果的といわれており、水で溶かした馬の糞を飲み、内臓の中の血を吐き、血止めしていたともいわれています。
■武将の多くが庶民より病気になりにくかったワケ
この記事は
アメリカ文学研究/ライター
西田梨紗
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